健康的に痩せるとは、まず初めに「食事制限」をし過ぎない事です。
飲み物だけや朝だけ食べるなどといった普段との差がありすぎる食生活には必ず身体の負担になり、ストレスも少なからず感じてきます。
そうなると短期間でダイエットをリタイアすることに繋がってしまいます。
リバウンドしたり、更にはダイエット前よりも太ったりしてしまうこともあります。
無理な食事制限はせずに、必要な食べ物は食べて栄養を摂ることが最重要になります。
その中で、適度な運動や食べ物にソースやマヨネーズなど高カロリーな物をプラスしないなどを工夫することで、ストレスも感じにくくダイエット成功にも繋がります。
目次
健康的に痩せるとは?
ただ単にダイエットして痩せるだけだと無理な食事制限や栄養不足などで身体の健康状態が良くない事があります。
痩せても不健康体では意味がありません。
いらない脂肪をなくして適度な運動をして筋肉をつけることで、代謝をあげ疲れにくい身体作りができます。
普段の食事、運動など、生活習慣を見直して改善する事が健康的なダイエットの一歩になります。
健康的に痩せるメリット
ダイエットリタイアに一番多いのは、無理をし続けて継続的にできなくなり、そのままやめてしまうことです。
肉体的にも精神的にも負担のかかり過ぎないダイエット法を心がける事で、健康的に痩せれるダイエットに繋がります。
外見的変化
体型が良くなるだけで変化する事があります。
第一に、毎日着る洋服をより一層楽しむ事ができるようになります。
そうなることで必然的に体型のバランスも引き締まり、他人からの印象も良くなります。
ファッションを楽しむ
太り過ぎや脂肪が多かったりすると、身体にフィットする服装を着る機会が減り、逆に身体のラインを隠そうと大きめのサイズを着ることが増えると思います。
身体を引き締め無駄な脂肪がなくなることで、好きな服装を着る事ができ、より買い物も楽しくなる事だと思います。
体型のバランスの引き締まり
全身を痩せる必要はありません。
全身痩せてしまうと、やつれてみえたり、身体が弱くなってしまうこともあります。
バランス良く痩せて引き締める所は引き締め、痩せる必要がある部位を自分で把握してダイエットする事が必要です。
体型のバランスがよくなることで健康的な身体にもなります。
他人からの印象
太っている人より、引き締まっていて体型のバランスが取れている人ほど、他人からの印象もよく見えます。
人の第一印象を容姿で見る人が大体の割合をしめています。
ここで印象良く見せれる事で、人生にも大きな変化が訪れると思われます。
内面的変化
外見的変化より、内面的変化が実は大切になってきます。
内面的変化で起こる事は主に、自分に余裕ができることにより自信がつきます。
更には、ストレスも感じにくくなり、身体の負担が大幅に無くなります。
自信・余裕がつく
自分で設定したダイエット目標を達成という事実がある事で、ダイエットに限らず、仕事や自分の様々な目標を達成する意欲がわいてきます。
ダイエットを成功した事により、自信や余裕がでて身体の負担も少なくなります。
ストレスが感じにくくなる
ダイエット中は特にストレスが感じ易くなります。
食事制限、間食制限、脂質や糖分などを気にするようになり食事も中々楽しめなくなってしまいます。
気付けばストレスが凄く、色々控えていた反動でリバウンドしたり、ダイエット前より太ったりする事も少なくはありません。
痩せて内面的に余裕を持つことができれば食事も楽しむ事ができて、そういう場面でのストレスとは疎遠になるかと思います。
もちろん、痩せたからと言って暴飲暴食は太る原因になるのでしないようにしましょう。
健康的に痩せる方法
いつまでに痩せたいかの目標設定をする
今日からダイエット!とか、夜ご飯を抜く!など唐突なダイエットは長続きはしません。
いつから、いつまでに、これだけ痩せる。という目標を明確にすることで今何に取り組めばいいのか、毎日食べ過ぎていないかなどが分かってくるようになります。
具体的な目標設定
ダイエットをする大抵の人は5キロ痩せる、食事制限する、といっただけのダイエットが少なくありません。
◯ヶ月で◯キロ痩せると言った、『いつまでに』という期限を作る事で、ダイエット意識も高くなりやすくします。
モチベーションが低くならないようにする
ダイエットは簡単ではないです。
無理な体重減少の数字や極端な食事制限や無理な運動など、負担がかかるような事をダイエットに取り入れてしまうと長続きしない傾向にあります。
モチベーションを低くしない為にも、現実的で無理のないダイエットをすることでダイエット成功にも繋がりやすくなります。
カロリーのバランス
ダイエットは、極端にカロリーを減らせば良いと言うわけではありません。
摂取カロリーを把握して、1日にどれほどのカロリーを摂取したかを分かるようにしておくことが大切になってきます。
とりすぎている、とらなさすぎていることも分かり、カロリーのバランスを保ち易くなります。
食事のコントロール
普段食べている物や飲み物にプラスして何かを足してはないですか?
例えば、唐揚げにマヨネーズや塩を付け過ぎていたり、アルコールを摂る時に白米も一緒にとっていたりすると摂取カロリーがとても上がります。
特に揚げ物にマヨネーズやソース、タレを多量につける食生活をしている方は要注意です。
マヨネーズやビールなど、ノンカロリーがある物はノンカロリーに変えるなどの工夫が必要になってきます。
表記されているカロリーも意識してみるようにすると、カロリーコントロールもしやすくなるのでオススメです。
タンパク質で基礎代謝アップ
人間の大半は水分ですが、20%程はタンパク質でできています。
このタンパク質は筋肉や髪、体内のホルモンバランスなどにも繋がってきます。
タンパク質を増やす事で基礎代謝を上げ、痩せ易い身体作りにもなり、更には筋肉や髪にもその効果は出てきます。
食べる順番
食べる順番がダイエットの調子を左右すると言っても過言ではありません。
いきなり主食、メインやおかずを食べたりする前に主菜、野菜を先に食べる事で血糖値の急上昇を抑えたりする効果があります。
脂肪を付きにくくしたりする効果もあります。
おかず類を食べる前にまずは野菜を食べるようにすると、ダイエットの調子も良くなり、身体的にも負担が減るので食べる順番も意識付けるとダイエット成功が近くなります。
炭酸水を飲む
食事を摂る時は、大体お茶か水が多いかと思います。
ですが、お茶や水は喉乾きが取れるだけで、実はあまりダイエットには効果的ではありません。
ジュースや糖分が入った飲み物に比べればカロリーをだいぶ軽減できますが、よりよく効率的にダイエットする場合は、炭酸水を飲む事をオススメします。
食事の時に炭酸水を飲む事で、炭酸ガスがお腹の中でたまり、食べ過ぎになる前に満腹感を感じれるようになります。
ダイエットに向いている食べ物・飲み物
いつも食べている物や飲んでいる物がダイエットに向き不向きがわかるだけでも、高カロリー摂取を回避できてダイエットや身体作りにも繋がりやすくなります。
更に何がダイエット向きかを知る事で、より効率よくダイエットに挑む事ができます。
おすすめの食べ物
きのこ類
きのこ類は、どのきのこも低カロリーで、栄養がたくさん含まれています。
きのこの食物繊維には便秘解消や肥満防止にも役立ちます。
鶏肉(ササミ)
ダイエット中にお肉が食べたい時は鶏肉がオススメです。
鶏肉は、低脂肪高タンパクの食べ物です。
イメージ的にお肉は脂肪がたっぷりのイメージがありますが、鶏肉は低脂肪です。
中でも、モモの部分は脂肪分が多いので注意が必要です。
おすすめの飲み物
常温の水、白湯
白湯は、沸騰したお湯を冷ましたものです。
常温の水と比べて温度が高いため、身体が冷える時期にオススメです。
炭酸水
炭酸水には、炭酸ガスが溶け込んでいます。
炭酸水を飲むと、胃の中に炭酸ガスがたまる為、満腹感を感じられます。
食事前に炭酸水を飲む事で、食べすぎを防げます。
コーヒー
コーヒーには、脂質の代謝を調整する働きがあります。
脂質が代謝されやすくなることで中性脂肪の燃焼に効率的です。
ご飯の時などに1杯のコーヒーを飲むと効果的です。
ただし、砂糖を入れると摂取カロリーが増える為、ブラックコーヒーがオススメです。
やってはいけない毎日の習慣
普段の生活の中で、いつの間にかに習慣化してしまっている事があります。
その習慣化により痩せにくい身体になっていたり、太りやすい身体になっている可能性もでてきます。
アルコールの過剰摂取
週2、3回摂取するアルコールは、むしろ身体に良いのですが、毎日必要以上にアルコールを摂取するのは身体に害を及ぼします。
肝機能の低下などが起こりアルコールを処理する機能が無くなっていくので、適量のアルコールを摂るように意識すると身体にも負担が掛かりません。
寝てばかり
仕事や学校がある日は、通勤通学で身体を動かす事があるかと思います。
休日など外に出る用事がないとついつい寝過ぎてしまったり、外出をしなかったりすると自然と身体は鈍っていきます。
その繰り返しは筋肉も少なくなります。
脂肪が付きやすく、気付けば太りやすい身体作りをしてることになります。
休日はゆっくり過ごすことも大事ですが、何より身体を動かして軽いストレッチや運動を少しでも習慣化する事でダイエットに繋がり身体作りにも役立てる事ができます。
大食いや早食い
普段の食事が自分の食べる早さを習慣化させています。
早く食べる事自体が身体に負担を掛けていてよくありません。
消化が一気に行われるので消化器官への負担もかかり、胃への負担も掛けています。
個人差はありますが、食事は大体20分程で満腹中枢に信号がいき、食べる量を抑えてくれます。
1品1品出てくるレストランなどで、次の1品が来る前にお腹が膨れてきた、というような感覚になった経験はありませんか?
それも満腹中枢に信号がいき、食べ過ぎを抑えてくれてます。
ですが、満腹感がないからといって、早食いをしてしまうと、満腹中枢に信号が行き切る前に結構な量を食べていることになります。
座ってるのも辛いくらいお腹が膨れてる経験はありませんか?これも、一気に食べた事により起こる現象です。
最低20分かけて食事をとるようにするのを意識付けると、無駄な体重増加の軽減に繋がります。
睡眠のリズムがバラバラ
仕事や残業、バイト、付き合いなどがあると毎日の寝る時間がバラバラになる傾向にあります。
そのバラバラになった睡眠のリズムが身体全体に負担をかけています。
極力寝る時間、起きる時間を毎日同じ時間にする事で身体の怠さや重さ、頭痛などが和らげれる事に繋がります。
睡眠のリズムがバラバラのままだと、良い成果が出せなかったりします。
すぐに疲労感を感じたり、やる気の低下など、様々な事に影響が出てきます。
早寝して睡眠時間を充分に取ればいいという訳ではありません。
寝溜めも上のような事が起こり易いので、逆効果です。
決まった時間に寝る、起きるを意識して生活を取り組むようにすると負担も軽減できます。
まとめ
健康的に痩せる為には、健康的な生活を送ることから始まります。
無理のない目標を設定して、それを達成できる食事や運動、生活の習慣をつけます。
現実的に無理なくできそうな範囲でダイエットに挑戦してみてください。
継続できるコツとしては、意識を持ち続けることなので、極度なダイエット目標は設定しない方が良いです。