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髪の毛の右だけ外はねしてしまう人必見!なぜはねるのかわかれば解決できる!?

朝起きると髪の毛がはねてしまっている…誰もが経験したことがあると思います。

右の髪の毛だけはねる人、左の髪だけはねる人と様々な悩みがあります。美容師をしてるとそんな相談をよく受けるのでここでは対処法までしっかりと解説しようと思います。

最近外ハネスタイルが流行っているのではねる理由までわかっていると、わざとハネさせることも出来ちゃうかもしれませんね。

ただ、はねているとボサボサに見られるから嫌と言う人が多いのでまずは理由を理解してから対処しましょう!

はねやすい場所とその原因

全体的にはねてしまう場合

内巻きストレートにしようとしても全体が外にハネてしまう…

髪がロングの人もミディアムの人も経験があるのではないでしょうか?

なんで!と思うかもしれませんが、それには理由があります。

どれだけ美容師さんにうまくカットしてもらっても、お手入れを上手くしてもらわなければまとまりのある髪にはなりません。

夜乾かす時綺麗に乾かしていますか?

完全に乾かずに寝ていませんか?

湿った髪は完全に乾くまでの形を形状記憶してしまいます。

寝る前には必ず朝のために綺麗にブローしてください。

右だけはねてしまう場合

左側は綺麗に内巻きになるんだけど、なぜか右側だけはねてしまう…

それは日本人特有の毛流が原因なんです。

日本人は右回転のつむじの方が大半です。(美容師の経験上7~8割の方)

この回転のつむじのせいで右側の髪の毛は行き場を失い右にハネるしかありません。

行きつけの美容師さんに右側の髪の毛だけはねてしまうことを伝えてカットで対処してもらいましょう。

ヘアアイロンを使用してもはねてしまう場合

いくらヘアアイロンを使ってもパサっとなってハネてしまう人も多いですね。

それは子供の頃によくやった下敷きを頭にこすりつけて静電気を与えた時と同じ状態になっているんです。

ヘアアイロンを使用すると熱処理で綺麗になったと勘違いをしてしまいますが、髪の毛は火傷状態です。

皮膚は100℃のお湯でも熱いと判断して火傷になりますが髪の毛は意思を持ちませんので熱いと言ってくれません。(熱いと感じませんよね?)

火傷状態になった髪は栄養分は無くなりマイナスの電子に傾きます。

そう、これが下敷きをこすった状態。

通常髪の毛はプラスの電子に覆われていて健康な状態です。

マイナスの電子に傾くと髪の毛同士は反発してはねようとしてしまうのです。

ヘアアイロンで内に巻いておいても夕方にははねてしまう

ヘアアイロンしたての髪は綺麗に内巻きになっているのに、しばらくするとパサっとはねている。

そんな経験ありませんか?

健康的な髪の毛は必要な油分で守られています。

しかし、その必要な油分が失われてしまうと髪は水分を好み、湿気に弱い髪になります。これを親水性と言います。

水分を好む親水性の髪になってしまうと、いくら朝綺麗に髪をまとめても日常の湿気によってまとまりを無くしてしまいます。

まずは髪質改善して本来の油分を戻し艶のある髪にしましょう。

>>当店の髪質改善について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

はねてしまう髪への対処法

美容師さんに相談をしてはねにくいようにカットしてもらう

美容師さんならわかりますが、箇所によっては左右の長さの違い、上下の長さの違いでどちらに方向が向くかが決まります。

180度全ての方向が揃った時、初めて内巻きになるのでそこまで考えてくれる美容師さんに相談してみましょう!

乾かし方で解決できる!

カットは美容師さんにお任せするしかありません。では自分で対処する方法はないのか…

諦めてはいけません!

乾かし方1つで髪の毛の方向性が変わり、一日中内巻きになる方法があります。

順序で説明しますね。

乾かし始め

乾かし始めは根本の方向性が重要です。これで毛先がはねるかはねないかはほぼ決まったようなものです。

根本が頭皮にぴたっと添うようになってしまうと、中間から毛先は行き場を失い外ハネしてしまいます。

根本は重力に逆らうように乾かしましょう!

根本が立ち上がれば毛先は内巻きになるしかありません。(髪にカールをつけない限り)

仕上げの乾かし方

全体が程よく乾いたら仕上げに後ろから前に風を当ててください。

キューティクルの構造上これが艶を出しまとまりのある髪にしあげてくれます。

オーバードライに気をつけましょう!

どれだけブローしても、アイロンしてもハネてしまう人は一度水分や油分を足して再度乾かしましょう。

上からシャワーを浴びて一度全て濡らした方がいいですが、時間がない場合は毛先だけでも濡らし、仕上げの乾かし方(後ろから前にドライヤーの風を当てる)をして上げるだけでまとまりは良くなります。

【番外編】外ハネスタイルのために、わざとハネさせたい!

冒頭でもありましたが、外ハネスタイルを好まれる方がいます。

美容師はカットも変えて外ハネスタイルを提案しているのを知っていましたか?

外ハネさせるためには2種類のカット方法があります。

  1. インナーに短い毛を作る。

    1番内側の髪に階段のような段差を入れる事でそれより上の髪はハネることしかできません。

  2. 表面だけにレイヤーを入れる。

    (下の重みがありきのレイヤー)表面の段差がある事で下の髪の毛は自然とその段差に向かいます。

行きつけの美容師さんにぜひ相談してみてください。

原因と対策を知ってボサボサ髪とおさらばしましょう

今回の記事はいかがでしたか?まとめると、

髪がはねてしまう方は、シャンプー後に根本を起こして乾かし、仕上げは後ろから前に風をあてる。

無理にアイロンで何度も何度も髪を火傷させてはいけません。

また、根本的な髪質改善も大事です。

そして、外ハネスタイルを作りたい方は外ハネ用のカット方法をしてもらう。

カットでの解決は行きつけの美容師さんに任せるとして…自分で出来る対処はしてみましょう!