人はさまざまな感覚機能を使って情報を得ていますが、実はその情報の中で9割近くが視覚からの情報です。
さらにその中でも大きな割合を占めているのが色の要素です。
私たちの生活の中にごく自然に存在している「色」。
色の与える印象を知って、効果的にファッションに取り入れていきましょう!
赤色の印象
皆さんそれぞれ色に対する印象を持っていると思います。
赤色の印象と言われて多くイメージされるのがこの5つです。
- 太陽
- 血
- 火
- 歓喜
- 興奮
- 危険
赤は「太陽」や「血」など生命を表す色として捉えられ、興奮や情熱、愛など内面から溢れ出る激しい力の象徴とされています。
また目につきやすいという理由から道路の標識や信号などでも注意や危険を喚起する場面でよく赤を使われます。
ですので、赤色は身に付けていると人の目に入りやすく、印象にも残りやすくなります!
赤色の心理的効果
色はそれぞれ心理的効果を与えています。
赤色が与える効果は3つあります。
- エネルギーがみなぎる色
- 自信をもたらし、パワーを引き出す色
- 魔除け、病避けの色
赤色は心理的に興奮を誘うという効果があります。赤色のものを身につけたり、目につく場所に置いたりすると、アドレナリンの分泌が催されます。
そのため、脳が活性化させたり、心拍数・呼吸数・血圧を上げ筋肉を緊張させることにより興奮状態にさせます。
こうして興奮状態になることから、赤色は暖かい色に感じます。
赤色とファッション
赤色の与える印象や心理的効果をふまえて、ファッションに取り入れると場面によってとてもいい効果につながります。
ここぞという勝負どきに赤色を取り入れるといいです。
例えば、プレゼンや商談などのビジネスシーンで赤色を身につけると、自信につながるという効果があります。
また、落ち込んだり気分が沈んでいる時には、赤色の心理的効果で内面から刺激し、やる気や積極性を高めることもできます。
ではどのようにしてファッションに取り入れるといいのでしょうか?
洋服
洋服に取り入れる場合は、トップスやスカート、アウターなどに取り入れるとインパクトのある印象になります。
トップスやアウターなどのコーデの面積を大きく占めるものに赤色を入れた場合、他のアイテムはモノトーンなどの控えめな色を使うとスッキリ大人っぽいコーデに仕上がります!
https://zozo.jp/sp/shop/junoah/goods/52653766/?did=85886707
https://store.melrose.co.jp/item/detail/1_7_A0509UPK412_1/02
あまり派手なコーデが苦手な方はバッグや靴、ストールなどの小物に取り入れてもいいです。
1点入れるだけでも華やかにしてくれるのが赤色です。
小物の場合はほかに差し色があってもいいですが、コーデに入れる色は3色までに抑えましょう!これはどの色にも言えるファッションの基礎知識です!
https://www.lettuce.co.jp/products/detail/14816?category
赤は身に付けているだけでハツラツとした元気なイメージを与えます。
相手の印象に残りたい時や、ここぞという時に身につけてみてください!
髪色
赤色を取り入れられるのは洋服だけではありません!
髪の色を赤にするとまたガラッと印象が変わります!
赤系のカラーは暖かさや明るさを感じさせてくれます。
さらに柔らかく女性らしい雰囲気になれます。
これから春になり暖かくなってくる今の季節にぴったりのカラーです!
メイク
髪の色を赤にしたらメイクも合わせてあげると統一感が出て、さらに柔らかいイメージに!
1番簡単に変えやすいのはリップとチークです。
しかし、目に入りやすいのはアイメイクです!
赤色のアイシャドウはなかなか挑戦しずらい方もいるかもしれませんが、付け方を気をつければナチュラルな赤メイクをすることができます!
目の形ごとにご紹介します!
一重・奥二重の方の赤メイク
一重や奥二重の方は濃い赤色をつけてしまうと、赤色だけが浮いて見えて腫れぼったく見えてしまいます。
横グラデーションで目尻に向けて赤色を濃くしてつけてみると、こなれ感が出て大人っぽく仕上がります!
二重の方の赤メイク
二重の方は思い切って濃いめの赤をつけてみましょう!
ただし明るい色を乗せてしまうと子供っぽくなってしまいます。
深みのあるバーガンディーのような色を使いましょう!
黒目の上にラメなどを乗せるとツヤっぽく上品な仕上がりになります!
まとめ
赤色は定番の色ですがなかなかファッションに取り入れようと思うと勇気のある色です。
それほどインパクトのある色なので上手に取り入れられれば人目を引くことができます!
赤色は暖かく感じさせてくれる色です!これからの季節にぴったりの色なのでぜひ挑戦してみてください!