髪の毛の癖が気になりストレートパーマや縮毛矯正をしたいけど、ダメージが気になる。
縮毛矯正をするほどじゃないけど髪の広がりを抑えたい。
とにかく髪をキレイにしたい。
そんな方にオススメのメニュー【酸性ストレート】について今回はご紹介させて頂きます!
酸性ストレートは、今までの縮毛矯正とは全く違い、ダメージをほとんど与えずに柔らかいツヤ髪へと変えることが出来るストレートです!
通常の縮毛矯正は、薬剤自体が強く髪の体力を削ってしまいます。
しかし、酸性ストレートなら髪本来の弱酸性に近い薬剤で、お客様の髪の状態に合わせて施術していきます。なので、髪の体力を必要以上に削ることがありません!
縮毛矯正って髪が固くなったり傷みがすごく出る、と感じる方もいると思います。
そんな方に是非オススメなのが酸性ストレートです!
目次
美容室で出来る癖を伸ばすメニュー
美容室でできる癖を伸ばすメニューには大きく分けて、次の3つがあります。
- ストレートパーマ
- 縮毛矯正
- 酸性ストレート
それぞれの特徴や違いは以下の通りです。
3つのうち、今回は縮毛矯正と酸性ストレートパーマについて詳しくご説明します!
縮毛矯正とは
縮毛矯正は通常、
1液(アルカリ剤)→お流し→ドライ→アイロン→2液→お流し
といった手順で行っています。
1液のアルカリ剤によりキューティクルを急激に開き、髪内部のシスチン結合と言う結合を切ります。
そして、ドライヤー、アイロンで真っ直ぐな形に整え、2液で切った結合を再結合さます。
そうすることにより、真っ直ぐな状態に作り変えることができます。
縮毛矯正のメリット
- 癖が解消されストレートになる
- どんな癖でもストレートにできる
- ボリュームが落ち着く
縮毛矯正のデメリット
- ダメージが大きい
- ボリュームが出にくくぺたんとしやすい
- ストレート後パーマがかかりにくい
酸性ストレートとは
酸性ストレートは通常の縮毛矯正と大まかな手順はほとんど同じになります。
しかし、アルカリ剤ではなく、髪本来の弱酸性に近い薬剤を使用することにより、キューティクルをほとんど広げずに薬剤を内部までに浸透させます。
必要以上に広げないことや結合を切らないことによりダメージを軽減することが可能です。
自分で乾かすだけで簡単にまとまるツヤ髪になります!
ダメージがほとんどなく、広がりが収まりやすくなったり、キューティクルを整えることで髪に艶が出たりするので、癖が気にならない方にもオススメです!
酸性ストレートのメリット
①髪にダメージをほとんど与えない
1番のメリットは、ダメージが少ない事です。
髪は通常弱酸性で安定した状態になってます。
縮毛矯正では、髪にアルカリ剤をつけることにより、水素結合、イオン結合、シスチン結合の3つの結合を切ることができます。
しかし、キューティクルを急激に開いたり開きすぎたり、髪が膨潤することにより、ダメージを多く受けてしまいます。
カラーで例えると、ブリーチを1度したのと同じくらいのダメージを受けます。
酸性ストレートでは髪の弱酸性に近い酸性域の薬剤を用いて矯正していきます。
そうすることにより、キューティクルを少しずつ広げ必要な結合だけ切ることで、ダメージをほとんど与えることなくストレートにすることが可能なのです。
カラーで例えると、暗めのファッションカラーをした程度のダメージしかありません。
縮毛矯正も酸性ストレートも1度かけた部分は半永久的に効果が続きますが、縮毛矯正ではダメージが大きくパサつきや乾燥によりストレートが取れたと感じることがあります。
しかし、酸性ストレートは、ダメージをほとんど与えずに施術することにより、パサつきや乾燥に繋がりにくく、持ちがよく感じます!
かけた部分の広がりが気になり出しても、トリートメントをするだけで十分キレイな状態になります!
②様々な髪に対応出来る
酸性域でダメージが少なくかけることができるので、ハイダメージ毛でも施術可能です。
今は、ブリーチやハイライト、インナーカラーなどをされている方も増えてきています。
そんな方でもストレートをすることが可能です!
今までダメージにより施術を断られた方もいると思います。
そんな方でも余程のダメージではない限り施術が可能です!
③乾かすだけでまとまる、自然な柔らかさが出せる
メリットの3つ目は縮毛矯正では得られない自然なニュアンスや柔らかさを出すことが可能なことです。
縮毛矯正では、まっすぐ過ぎたり、変に分かれたりなどの不自然さや、髪が硬くなってしまったなど感じたことがある方もいると思います。
アルカリ膨潤してしまった髪に、アイロンで無理やりプレスして伸ばすのが原因で、髪が硬くなったり不自然になってしてしまいます。
酸性ストレートは、髪をほとんど膨潤させずに、髪を潰さずに髪のダメージの状態を判断してアイロンの当て方を変えるので、自然なニュアンスや柔らかい仕上がりにすることが可能です!
また表面の凸凹が解消されるので、キレイな艶髪がでて、髪質が良くなったように感じます!
乾かすだけでまとまるツヤ髪になりますよ!
④ストレート後もパーマをかけられる
メリット4つ目はストレートにした髪でもパーマをかけることが可能です。
通常、縮毛矯正した髪にはパーマがかかりにくい傾向にあります。
それは、必要以上に髪を変性させてしまうことが原因です。
酸性ストレートでは、必要以上に髪を変性させないので、次回以降にパーマをかけることも可能なのです!
また、ストレート中に毛先だけパーマをかけるなどの同時施術も可能です!
酸性ストレートのデメリット
①ガッチリストレートにはならない
メリットで説明したように、酸性ストレートは自然な柔らかい仕上がりです。
なので、ピンピンのストレートにしたい、ボリュームを極端に減らしたペッタンコにしたいなどという方には不向きです。
また普段、縮毛矯正でも真っ直ぐにならない、というような癖の凄く強い方には物足りない場合もあるかもしれません。
②施術者の技術力に左右される
薬剤自体のパワーが弱く、アイロン操作も難しくなるので、施術者によっては上手くかけれない場合もあります。
酸性であれば痛まないと言う訳ではありません。
薬剤選定を間違ってしまったり、アイロン作業を失敗してしまったりすると髪は傷んだりクセが伸びないなど、技術力に左右されやすい施術になります。
③時間と料金がかかる
ダメージレベルに合わせ薬剤を確実に塗り分けて、じっくりと時間をかけて反応させていきます。
また、アイロンも縮毛矯正と違い薬剤で癖を取りきらない分丁寧にかけるので、縮毛矯正よりも1時間以上の時間がかかってしまいます。
技術的に難しい施術になり、薬剤自体の価格も高くなりますので縮毛矯正より料金が高くなってしまいます。
当店の酸性ストレート
当店での酸性ストレートは、
- 薬剤スペック
- 薬剤塗布
- 放置タイム
- 架橋還元
- 中間処理
- アイロンワーク
- 2剤選定と処理
全ての工程に気を配り施術しています!
ですので、一般的な酸性ストレートと比べてもよりダメージレスに、より自然なストレートになります。
更に髪の体力を戻す事もでき、艶が出て柔らかい仕上がりになりますよ!
※現状社店のみでの施術となります。
施術例
Before
ダメージレベルの高い方。
中間~毛先はブリーチ履歴あり。
海によく行く方で、海水、紫外線によるダメージあり。
ウエット状態
After
場所によりダメージレベル差が大きいので。根元、中間、毛先と薬剤のパワーを変えていきます。
ブリーチしていない部分の薬剤がブリーチ部分についてしまうと、ダメージに繋がるので、丁寧に塗り分けていきます。
アイロンも中間、毛先には引っ張ると縮れにつながるので、力が加わらないように施術していきました。
また、中間処理、後処理で髪の体力をあげ、薬剤が髪に残らないようにしていきます。
ブリーチ毛やダメージが強くストレートを諦めていたかたでもこのように、ストレートで艶のある髪にすることができます!
まとめ
縮毛矯正は美容室でもブリーチと1、2を争うほどの髪に負担をかける施術です。
酸性ストレートでも間違ったやり方をしてしまうと、髪に余計なダメージを与えてしまいます。
当店では、髪質に合わせた薬剤、アイロンの使い分け、更に髪質改善ヘアエステでケアをして頂くことにより、キレイな艶のある仕上がりが出すことができます!!
是非一度、ご相談下さいね!