皆さんは『マインドフルネス』という言葉をご存知ですか?
ストレスを感じることが多い世の中ですが、マインドフルネスとは、自分の”今この瞬間に意識を向ける”ストレスへの対処法のひとつです。
最近では社員研修にマインドフルネスを取り入れる企業がある程注目されています!
そんな『マインドフルネス』ですが、
実際何をするの?
どんな効果があるの?
といったマインドフルネスの考え方や感情別のアプローチ方法をご紹介します!
目次
マインドフルネスの効果ってすごいの?
マインドフルネスとは、自分の”今この瞬間に意識を向ける”ことです。
イライラしてしまったり、嫉妬などの感情で心がゆらいだ時は”今この瞬間”の自分の気持ちや体の感覚と向きあってみましょう!
私たちは普段”良い・悪い”や”好き、嫌い”などの判断にもとづいて評価しがちです。
そうすると、客観的な視点で物事をみることが難しくなり、負の感情にかられて機械的に行動してしまうことも少なくありません。
今の自分の状態を素直に受け入れて、ありのままでいることができるようになると、自分の状態や出来事を客観視できるようになり、適切に対応できるようになります!
その結果
- 心が穏やかになる
- 集中力が高まる
- 注意力が高まる
- 表情が豊かになる
など精神的にも身体的にもさまざまな効果があります。
マインドフルネスには心身とって良い効果があることがわかりましたね!
ストレスがたまるとどうなるの?
厚生労働省の調査によると、働く人の半数以上が強いストレスを抱えているという結果がでました。
出典:厚生労働省『平成30年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概況』https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h30-46-50_kekka-gaiyo02.pdf
働く男性・女性のストレスの主な原因は
- 仕事の質や量
- 対人関係
- 仕事の失敗や責任の発生
といわれております。
ストレスがたまると、
- 集中力がなくなる
- イライラする
- 不安定な気持ちになる
- コミュニケーション力が低くなる
- 疲れやすくなる
など心身にさまざまな影響を及ぼし、日常生活にも支障をきたします。
さらにコロナ禍でストレスを抱える事が多い世の中でストレスケアが当たり前な時代になってきました。
次は感情別にどのように心をコントロールしていくと良いのかをご紹介していきます。
マイインドフルネスで感情をコントロールしてみよう!
怒りや不安・悲しみや嫉妬などの感情で気持ちがゆらぐのは、心がしっかりと機能している証です。
自分の感情に左右されることなく受け止める『マインドフルネス』の方法を感情別に紹介します!
怒り
怒りの原因は、自分の中にあります。
物ごとに対する価値観はひとそれぞれあり、その価値観を受け入れられずにいる『自分自身のゆずれない価値観』が主な原因です。
ひとりひとり考え方は違うので、自分にとっての真実はすべての人にとっての真実ではないことを受け止めると落ち着いて対処できます。
さらに、怒りやイライラの感情が芽生えたときやカッとなっている時は、深呼吸をして呼吸のリズムを整えることも心をゆらぎに効果的です。
不安
不安を感じるのは、深く考えすぎてしまうことが原因です。
さまざまな妄想をしたり、やみくもに行動したりすると不安な気持ちが悪化してしまうだけです。
不安やモヤモヤの感情には、不安を書き出してみることが効果的です。
まずノートに思うことを全て書き出します。
一通り書き出したらクールダウンの時間を作ります。
気持ちが落ち着いてきたら、書き出した内容を見返します。
書き出すことで状況を客観視に捉えることができ、自分が何で悩んでいるのか?なぜ落ち込んでいるのか?何が辛いのかが明確になります。
その結果、本当に悩むべきことなのか?
どう行動すべきなのか答えを導き出すことができます。
ノートに思いを書き出すだけでもスッキリするのでぜひ試してみてください!
落ち込み
落ち込む感情の主な原因はネガティブな思考です。
たとえば”周囲の人に認められたい”という気持ちがあっても、周りの目を気にしすぎて気を張ってしまったり、気を使いすぎてしまい無意識にネガティブになってしまうことがあります。
今この瞬間”に意識を向けることでネガティブな思考から抜け出せます!
落ち込みや悲しみの感情には”マインドフル・イーティング”という、食べるという作業に意識を集中する方法がオススメです。
色や質感、盛り付けや香り、口当たり、音、味など五感を意識しながら食事をすることで”今この瞬間”に集中することができます!
嫉妬
嫉妬してしまうのは主に人や物への執着心が強いことが原因です。
自分以外への執着心が強い分、誰かと比べてしまい”羨ましい”という思いから嫉妬という感情が生まれます。
また、負けず嫌いな人も自分のステータスやプライドを守るために周囲を敵視してしまい、そこから嫉妬してしまうことがあります。
自分以外に注意が向いている状態なので、自分の中の”今この瞬間”に意識を向ける必要があります。
嫉妬してしまう方にオススメなのが『ぬり絵』です。
ぬり絵は自分がどの色で塗りたいのかを考えながらできるので、まさに今の自分に向き合う作業です。
色を塗り始めると心の中が安らかになり、目の前のデザインしか目に入ってこなくなり”今この瞬間”に集中しやすいのでオススメです!
マインドフルネスを実践してみました!
私自身あまりメンタルが強い方ではなく、自分の心をどうコントロールしたら良いかわからず、割とすぐに怒ったり、不安になったりすることが多い方でした。
上手くいかないことがあると気持ちが落ち込んでしまう時があったり、子供がなかなかいうことを聞いてくれないと、イラッとしてしまう時もありました。
『マインドフルネス』というストレスへの対処法があると知り、今までは嫌なことがあったら好きな物や欲しい物を購入することでストレスを発散しているつもりでしたが、自分の中の根本は解決できていないことに気がつきました。
最近はイラッとしてしまった時に、ふーっと深呼吸をすることで呼吸が深くなり、気持ちが落ち着くようになりました。
また、落ち込んでしまった時は、好きな食べ物やお菓子を買ってきて、五感で味や食感を感じることで、以前よりも幸福感を得られるようになりました。
マイインドフル・イーティングは手軽な方法で子供も一緒に楽しむことができるので、子育て中の方も気軽にできる方法だと思います!
マインドフルネスを知り、以前よりも自分の心をコントロールできるようになったことで、集中力や効率が良くなりストレスが軽減されました!
まとめ
いかがでしたか?
ここでは『マインドフルネス』とは具体的にどういったことをすると良いのかを感情別に紹介させていただきました。
私自身もマインドフルネスを体験してみて、イライラしたり、落ち込んでしまっても、憂鬱な時間が長引くことが少なくなった気がします。
お仕事でも、プライベートでも効果があることがわかったので、これからも続けていこうと思います!
皆さんも自分の感情にあったマインドフルネスの方法を実践して、このストレス社会を乗り越えましょう!