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よく美容室で言われるブリーチ毛にパーマはできない!それって本当なの??

ブリーチをしている方、一度は思ったことありませんか?

パーマをかけたらいい感じになるのになぁ…。

しかし美容室でオーダーをするとブリーチ毛にパーマはNGと言われることが多くないでしょうか?

髪に関心のある方だと、なんとなく聞いたことあるかもしれない言葉です。

関心のある方でも無い方でも『なぜブリーチ毛にパーマはダメなの?』と思いますよね。

結論から言いますと、ブリーチ毛にパーマを施術することは美容師としておすすめはできません。

いまから理由をしっかり説明し、その関係についてもご説明していきます!

髪の構造


https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-3/

まず最初に髪の構造を簡単におさらいします。

髪は主にタンパク質からできて、3つの層に分かれています。

  1. 中心部にある核となるメデュラ
  2. それを覆うように詰まっているコルテックス
  3. 形を守るように覆っているキューティクル

の順番です。

詳しくは後述しますが、ブリーチもパーマもこのタンパク質に対して薬剤を使い変化を与えていく施術になります。

ブリーチについて

では同時施術が出来るかどうかという話の前に、まずはブリーチの基本的な説明をします。

ブリーチは薬剤の効果で元々の髪の色素を抜く“脱色剤”のことを言います。

その色素とは「メラニン色素」といわれるもので、肌や瞳にもあります。

日焼けなどもこのメラニン色素によるものです。

ブリーチは毛髪の中のコルテックスにあるメラニン色素に対し薬剤を使いアプローチする施術です。

外国人風カラーや透明感のあるカラー、ビビットな色をしたいと思うとメラニン色素の強い日本人の髪にはブリーチでメラニン色素を分解していくことが必要不可欠になってきます。

ブリーチの仕組み

少し細かい話になりますが、ブリーチに使う薬剤は2種類の薬剤を混ぜて使用します。

その2種類は、アルカリ剤(1剤)と過酸化水素(2剤)の2つで構成されています。

ブリーチは酸化脱色といって、2剤の酸化力によってメラニンを破壊することで髪の毛を茶髪や金髪にしていくものです。

そしてこの2剤に使用している過酸化水素は“アルカリ性状態の時に活発に酸素を出す”という性質があります。

過酸化水素は酸性の薬剤なので、そのまま髪の毛に塗布してもあまりブリーチ作用は起きません。

ですので使用する直前に1剤を混ぜアルカリ性にすることで2剤の反応が活発になり脱色される、という仕組みです。

パーマについて

次にパーマについて説明します。

髪の毛には4種類の結合があるのですが、パーマはそのうちの3つの結合(水素結合・イオン結合・シスチン結合)を切断、再結合させることでストレートパーマなら真っすぐに、ウエーブパーマならカールをつくるものです。

ちなみに余談ですが、残りの1種類の結合は“ペプチド結合”といい毛髪にとって命のようなつながりで、この結合が切れると2度と戻りません。

パーマもブリーチと同じく毛髪の中のコルテックスにある間充物質に対し薬剤を使いアプローチする施術です。

パーマの仕組み

パーマ剤も2種類の薬剤を使うのですが、こちらは混ぜずに2回に分けて別々に使用します。

その2種類は、結合を切断する役割を持つ薬剤(1剤)と、切断された結合を再結合させる役割をもつ薬剤(2剤)の2つで構成されています。

1剤の主な成分は還元剤とアルカリ剤です。

還元剤はシスチン結合を切断し、アルカリ剤は毛髪を軟化・膨張させ、還元剤の浸透を促進したり還元剤の反応を高めます。

パーマをかけるときロッドをまいた後につける薬剤がこの1剤です。

そのほかには手触りをよくするための成分や品質を守るための成分などが入っています。

2剤の主な成分は酸化剤です。

酸化剤は1剤で切断したシスチン結合を再結合させる働きがあります。

酸化剤は一般的に2種類あり用途によって使い分けます。

臭素酸ナトリウム

ウェーブの効いたハリのあるカール感が感じられる。

過酸化水素水

しなやかな柔らかいカール感が感じられる。

1剤をつけしばらく時間を置いた後に2番目につける薬剤がこの2剤です。

そのほかにはpHを調整する成分やこちらにも手触りをよくするための成分や品質を守るための成分などが入っています。

パーマはわかりやすく言うと、元々の髪の骨組みを変えてしまうということです!!

ではここからが本題です!

ブリーチ毛にパーマはできるのか!?

ブリーチ毛にパーマをかけるのは基本的に難しいというのが正直なところです。

先述したようにブリーチもパーマもコルテックスにあるタンパク質にアプローチする施術です。

そしてブリーチはその施術の特性上毛髪内部全体にダメージを与えてしまい、健康毛に比べ中身がスカスカでダメージの強い状態です。

パーマをかけるために必要なタンパク質であるシスチンがブリーチにより髪の内部から流失している状態で、シスチン結合を切断させるパーマを施術していまうと、必要な成分が足りず結合力が弱まりそもそもパーマがかからない可能性もあります。

更には最悪の場合ダメージが強い髪は、薬剤をつけた瞬間にその部分から髪が溶けて切れてしまい悲惨な目に合ってしまうかもしれません。

要はブリーチとパーマを同時施術出来ないと言われているのは、髪のダメージが障害になっているわけです。

美容師は施術後にどの程度のダメージになるのかは知識や経験から知っているので、プロとしてお客様の髪の状態に責任が持てないためお断りさせていただくことがあるのです。

逆に言えば髪のダメージを減らし髪にかかる負担を小さくすることができれば、ブリーチ毛にパーマをすることが可能ということです。

基本的にはあまりおすすめしませんが、ブリーチ毛にパーマをする方法をご紹介します。

なるべく低ダメージで施術する方法

低ダメージで施術するには2つのパターンが考えられます。

  1. 施術自体をなるべくダメージしにくい薬剤を使う方法
  2. 髪の状態を整えてから施術するという方法

どちらも髪の限界値は同じなのでどこでダメージを減らすかという違いです。

酸性パーマ

酸性パーマでしたら低ダメージで施術することが可能です。

酸性パーマは、一般的なパーマの半分ほどのダメージで施術することができます。

デメリットとしては施術時間が長いことと金額が高いことです。

また取り扱っている美容室があまり多くないというのが現状です。

長期の計画

思い立ったらすぐに理想の髪形にしたくなりますよね。

髪形を頻繁に変える方もいらっしゃると思います。

ですがブリーチ毛にパーマをかけるような髪の負担の大きい髪形の場合は前もって計画を立てるというのが良いかと思います。

半年後に理想の髪形をつくるために段階的に施術とケアをしていきながら、髪や頭皮にかかる負担を最小化すればブリーチ毛にパーマをかけることも可能かもしれません。

かもしれないというのは、元々の髪質やブリーチの度合いにもよるため全ての方に可能ですとは言えないからです。

美容師さんと相談してプランを立ててみることをオススメします!

まとめ

普通にブリーチ毛にパーマを行ってしまうと確実に大きなダメージに繋がります。

美容師はお客様の髪を綺麗にするお仕事なのでなるべく避けたい施術と考えている美容師は少なくないと思います。

酸性パーマや、ブリーチ1回なら施術をできる場合もありますが、美容師として、髪質改善サロンとしては、長期の計画を立てそれまでに髪のケア、髪質の改善してダメージを抑えてパーマの施術をすることが1番安全だと思います!

ブリーチ毛にパーマはできないとあきらめていた方にも髪形で楽しんでいただきたいので、ぜひカウンセリングにお越しください。

あなたに合った髪形を一緒に探しましょう!!