出産まで10ヶ月ある妊婦生活。
幸せいっぱいの反面、妊娠中に起きてしまう肌トラブルも多くあります。
肌荒れ、肌乾燥、シミ、ソバカス、妊娠線などなど。
そこで今回は、妊娠中に起こる肌トラブルの原因と対策を紹介していきたいと思います!
目次
肌トラブルの原因は?
妊娠することでホルモンの変化によりシミ、ソバカス、ニキビが起こりやすくなります。
トラブルの原因は人それぞれ違いますが、その原因を知ることは大切です。
ホルモンバランスによる肌トラブル
①ホルモン変化で肌が敏感になりトラブルが起こりやすくなる
妊娠初期はプロゲステロンというホルモンが増加します。
子宮の状態を整えて妊娠を継続させる重要なホルモンです。
プロゲステロンは皮脂の分泌を増やす働きもあるので、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが出てしまうのです。
②ホルモンによるシミ、ソバカスについて
エストロゲンも妊娠中に増加するホルモンです。
エストロゲンは色素沈着作用があるためシミができやすくなります。
妊娠してシミ、ソバカスがよくできたという声もよく聞きます。
シミは出産後とれてくることもありますが、中には残ったり、悪化することもあります。
顔の部分は妊娠中が原因だけでなく、紫外線の影響もあります。
個人差はありますがホルモンバランスの変化でできやすい傾向があるので、外出時は紫外線対策をしていくことをオススメします。
妊娠によって体内のホルモンや免疫の状態が大きく変化することで皮膚の症状に悩まされます。
女性はホルモンの変化に敏感になるので、肌の乾燥やかゆみに悩まされたら、保湿を心がけて低刺激のスキンケア用品をオススメします。
強い痒みや湿疹などは医師に相談しましょう。
水分不足による肌トラブル
私も水分不足による肌トラブルを経験しました。
顔にニキビができたり、肌が乾燥して痒みができました。
妊娠初期につわりがひどく、妊娠前は大好きだった食べ物が受け付けなくなり、麦茶でさえ飲めない日が続きました。麦茶の代わりに水を飲むこともありました。
水分不足から肌トラブルをおこす方は非常に多いです。水分はしっかり摂ることをオススメします。
冷たい飲み物は体が冷えるので、できれば常温の飲み物を飲んだ方がよいでしょう!
栄養不足による肌トラブル
偏食気味になると栄養不足になり、肌荒れやニキビが引き起こされることもあります。
脂っぽいものを食べる場合、ニキビに悩まされる方が多いです。
妊娠中はつわりで栄養が偏りやすいので、自分に合った食べ物を無理なく食べましょう!
できるだけ、栄養のある食材を食べ肌を綺麗に保ちましょう!!
妊娠性掻痒症について
妊娠中期〜後期に身体全体がかゆくなる妊娠性掻痒症はお腹や胸、腕や足などに赤い湿疹のようなものが出ます。
強いかゆみを感じ、かゆみが出る部分やかゆみの強さは個人差がありますので、かゆみが強い場合は医師に相談しましょう。
多くの方は出産後に改善します。
妊娠線について
妊娠線は皮下組織にできた赤みがかった線で、赤ちゃんが成長するにつれて、お腹が急激に大きくなるときに皮膚の伸びが追いついていけず、断裂してできてしまいます。
私も、妊娠中に妊娠線ができました。毎日、保湿クリームをお腹や太モモにしっかり塗っていましたが完全には予防はできませんでした。
ですが、産後には薄っすら残っている程度になりました。毎日塗る事で産後に妊娠線が残りにくくなったのでしょう。
妊娠線ができるかは個人差があり、完全に予防することは難しいです。
少しでも軽くするために対策を怠らないようにしましょう!
妊娠線はおなかやおしり、太モモにできやすいので、妊娠線のできやすい部分に保湿クリームを塗ると効果があります。
毎日塗ることが大切です。見えない部分の塗り忘れに注意です!
肌トラブルになりやすい時期
季節の変わり目
妊娠中も季節の変わり目には肌荒れになりやすいです。
春は冬と同じくらい肌乾燥しやすくデリケートな時期です。
そのデリケートの肌に花粉が付着すると肌が荒れる原因になります。
妊娠中期
妊娠中期から発症しやすい、妊娠掻痒症。
中期から後期になると落ちつくことが多く、出産後には治ります。
まとめ
妊娠中にはつわり、腰痛、だけでなく肌トラブルもあります。
毎日ケアすることで肌のトラブルを少しでもケアしてあげれば、肌の悩みも減ります。
妊娠生活を楽しく過ごすためにも予防をしっかりしてあげましょう!!