冬の季節がやってきました。
冬は乾燥の季節です。お肌はもちろん髪や頭皮も乾燥の影響を受けてしまいます!
しっかり乾燥対策をすることが大切です!
目次
冬はなぜ髪や頭皮が乾燥するのか
冬はなぜ髪や頭皮まで乾燥するのでしょうか。
空気の乾燥
冬には湿度が低くなり空気中の水分が少なくなり乾燥します。
空気が蓄えられる水分の量は温度によって異なり、温度が高い時ほど水分を多く蓄えることが出来ます。
つまり気温の低い冬は、多くの水分を含むことができない空気だということです。
髪は空気中の水分を受けて潤います。
乾燥すると髪にも静電気が起きやすくなり摩擦などで髪のキューティクルにダメージをあたえることにもなります。
暖房器具の影響
先ほども解説しましたが、空気中の温度が高い時ほど水分を多く蓄えることが出来ます。
暖房器具などで部屋を暖めると空気中の水分は増えずに、温度だけが上昇するため【相対湿度】が低下してしまうのです。
つまり、水分を多く蓄えられる状態なのに水分が少ないので乾燥してしまうというわけです。
(相対湿度とは、ある温度における空気中に含むことのできる水分の量の最大値を100として、実際に含まれる水分の量の割合を%で表すものです。)
更に暖房の風を直接受けることにより水分がどんどん失われていきます!
気温の低下
気温が下がると血管が収縮します。
血管が収縮すると、血行不良になってしまいます。
血流が悪くなると毛根や髪まで栄養が届かなくなります。
それにより、髪にも頭皮にもハリやコシがなくなり、乾燥してパサパサした髪の毛になってしまいます。
髪が乾燥するとどうなるのか
髪の毛が乾燥するということは、髪の毛に水分と油分が不足している状態です。
水分と油分は髪の毛にツヤを出してくれるのと同時に、ダメージから守ってくれる役割も果たしてくれます。
つまり乾燥している髪の毛はどんどんダメージを受けてしまうということです。
ダメージを受けることでヘアカラーやパーマがとれやすくなります。
さらにダメージを受けた髪の毛は、キューティクルが開いていきます。
キューティクルはダメージを受けることで開いていき剥がれてしまいます。
キューティクルが開くことで他の髪の毛と絡まって、そのまま切れてしまうこともあります。
また、乾燥した髪の毛は静電気が発生しやすい状態です。
静電気が発生した髪の毛は、髪の毛同士がくっついたり服についてしまい切れ毛が発生してしまいます。
冬によく着る服の素材「ポリエステル、ナイロン、ウール」が使われている服は静電気を発生しやすい服なので気をつけましょう!
ダメージ毛を増やさないためにも、早めに髪の毛の乾燥対策をしましょう。
頭皮が乾燥するとどうなるのか
頭皮が乾燥するとまず気になるのが頭皮のかゆみです。
頭皮にかゆみが出ると無意識のうちにかいてしまい頭皮を傷つけることになります。
頭皮が傷つくという事は頭皮トラブルの原因になります。
また、乾燥するとフケがでてきます。
頭皮の乾燥が進むと角質が剥がれていき、フケがたくさんでてきます。
フケがたくさん出るのはかなり頭皮の乾燥している状態です。
早めの乾燥対策が必要です!
乾燥を防ぐ方法!
では、髪の乾燥を上手に防ぐためにはどのような対策をとったら良いのでしょうか?おすすめの対策をご紹介します!
シャンプー、トリートメント
乾燥が気になる場合はシャンプーを見直したほうが良い場合もあります。
もし、シャンプーが洗浄力の強いタイプだと、必要以上に頭皮から油分を落としている可能性があり、乾燥しやすい頭皮にしてしまいます。
髪のパサつきが気になるときには、トリートメントをいつもより長めに置くのがおすすめです。
ダメージ部分を集中的にケアするため、トリートメントをつけたら、その上に蒸しタオルを巻いて5~10分ほど置くと効果的です。
パサつく毛先に潤いが補給されるので、しっとりまとまりのある髪に仕上がります。
アウトバストリートメント
ヘアケアをするのに欠かせないのがアウトバストリートメントです。
ドライヤー前に髪の毛につけて乾かすことで、髪の毛内部にうるおいを閉じ込めることができます。
ドライヤー
ドライヤーは乾燥しちゃうからやらない方がいいと思う方もいますが、それは間違いです。
髪が濡れている状態はとても傷みやすく、むしろ乾かさないことで乾燥しやすくなります。
必ずドライヤーで髪を乾かしましょう!
サロントリートメント
乾燥が酷く気になる方はサロントリートメントをオススメします!
自宅ではできない高保湿のトリートメントをサロンでしてもらうことで乾燥が気にならなくなります!
また、炭酸泉やヘッドスパをしてもらうことにより血行を促進し、頭皮の乾燥対策もできます!
マッサージ
冬は寒いので頭皮も冷えて硬くなってしまいます。
硬くなると、血行不良になり十分な栄養が髪に行きわたらなくなります。
頭全体を優しくマッサージしましょう!
ヘアマッサージは乾燥から頭皮や髪を守るだけでなく、抜け毛対策や顔のたるみ対策にも有効です!
ヘアブラシを使う
ヘアブラシは意外と使っている人が少ないと思います。。
ヘアブラシを外出前やシャンプー前に髪の毛全体に通すことで、髪の毛の表面が整えられてツヤのある髪の毛に見えます。
絡まりもほどくことができ、静電気対策にもなるので、ぜひヘアブラシを使ってみてください!
シャワーの温度に気をつける
冬は寒いので髪や体を洗うときについつい熱いお湯にしがちです。
しかし、熱いお湯は髪や頭皮に必要な皮脂や保湿成分まで落としてしまい、頭皮や髪を乾燥させる原因になります。
シャワーの温度は38度程度が適温です!シャワーをする際にも気をつけましょう!
まとめ
冬の乾燥対策は肌だけではなく、髪も意識してみましょう。
髪もパサついていたり、傷んでいたりすると実際の年齢よりも老けて見られてしまう可能性があります。
髪を乾燥から守り、つやのある髪を作るためには毎日の積み重ねが大切です!