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何気無く使っている市販のカラー剤 知ってます!?実はすごく危険かも!!

市販のカラー剤を使っている方!

市販のカラー剤がどれぐらい危険知ってますか??

最近はカラー専門店ができたりとかで、ヘアカラーの需要が増えてきています。

美容室で染める方も多いのですが、『時間がない』『安いから』と市販のカラー剤に手を出してしまう方も増えています。

簡単にできるからこそ、危険がたくさんあります。

ここ最近でも、市販のカラー剤を使っていたお客様からはこんな声もありました。

  • 髪の毛が絡まるようになった
  • 抜けているのかキレているのかわからない髪の毛が増えた
  • カラー剤が頭皮や地肌について腫れてきた。
  • 顔周りにお薬が付いて赤みがかって痒みがでた。

これは僕が記事を見て知りましたが市販のカラー剤を使って死人が出たということもあったそうです。

そこで、どれぐらい危険なのかを少しでもわかっていただけたらと思います。

ヘアカラーや白髪染めの仕組み

まずは、危険性をお伝えする前に何気無く使っているカラー剤がいったいどんなものなのか・ヘアカラーがどうやって染まるのか、髪の毛の構造をふまえて説明していきます。 

髪の毛の構造

髪の毛は表面からキューティクル、コルテックス、メデュラに分かれています。

髪の毛の色を決めるメラニン色素はケラチンタンパク質や脂質、水分などと一緒にコルテックス内にあり、層になったキューティクルによって守られています。

髪の毛が染まる仕組み

カラー剤で2剤式のヘアカラーにはアルカリ剤・過酸化水素・酸化染毛剤を混ぜてつくっており、1剤がアルカリ剤、2剤が過酸化水素・酸化染毛剤に分かれています。

この2つを混ぜることでカラー剤が完成します。

それを塗ることで、

アルカリ剤がキューティクルを開ける
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コルテックス内に過酸化水素が侵入
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メラニン色素を脱色
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髪の毛の色が明るくなる
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アルカリ剤により、酸素が発生して酸化染毛剤が発色して染まる

市販のカラー剤が及ぼした様々な影響

本来なら美容師さんが頭皮や髪質の状態を見て、最善の施術をしてくれることで薬品でのアレルギーやダメージになるリスクから髪の毛や地肌を守っています。

もちろんダメージがなくなることはありませんが、自分で染めることを考えればどっちがいいかはわかりますよね?

市販のカラー剤がダメージだけでなく様々な危険性があることをお伝えします。

市販のカラー剤で染めてから髪が・・・

市販のカラー剤の場合、「誰がやってもキレイに染まる」ことを重視しているので、薬剤の量が多かったり濃度が濃くなったりしています。

自分で塗って頭皮につかないように塗れなくはないですが、まず綺麗に塗れないでしょう。

特に、白髪染めの場合は根本から染めたいのでどうしても地肌につけてしまいます。

先ほどもお伝えしましたがアルカリ剤や過酸化水素などで頭皮のタンパク質や毛穴の奥の髪を作る細胞にも影響してきます。

それが積み重なれば、髪も抜けたり、切れ毛や枝毛がふえたりすることもあるそうです。

自分でカラーをすると命に関わることも・・・

美容室で染めてる方はなんとなくわかるかもしれませんが、カラーをしているときに頭皮がヒリヒリときは美容師さんに伝えてますよね!

それが自分で染めてる場合、炎症や頭皮がヒリヒリしていても我慢できるぐらいだった場合そのまま放置したりしていることもあると思います。

大丈夫だと思って放置していると突然アナフィラキシーショックを起こしてしまうこともあるそうです。

日本ではありませんが17歳の女の子が市販のカラーを塗って呼吸困難で亡くなったケースもありました。

また日本でも50代の女性が白髪染め中に体調を崩して入院はしたものの亡くなったこともありました。

短時間で染まる!そこに危険が

短時間で染まる!聞こえは普段忙しくされている方にはいい響きがしますね!

ただ、短時間で染まるために薬品自体がかなり強めに作られていて、特に過酸化水素が濃度を法律ギリギリまで高めており、カラーが染まりやすくなるかもしれませんが、先ほどもにもありましたが過酸化水素でのダメージの特徴にもある、ハリ、コシ、枝毛、切れ毛になりやすくなります。

薬品と呼ばれるもので短時間などの聞こえのいいものには注意が必要です。

2剤式カラー剤の3つのダメージ要因

自分でカラーをしている方はわかると思いますが、髪がギシギシになったとか潤いがなくなったとか経験ありませんか?

カラー剤はあくまで、薬品なのでダメージに繋がってしまいます。

僕も美容師でないときは市販のカラー剤を使ってショートスタイルにも関わらず、指が通らなくなり後悔したことを今でも覚えています。

こういうことがなぜ起こるのか?

それには、このような原因があるのです。

アルカリ剤によるダメージ

髪の内部にアルカリ剤が残留するのでカラーをした後にもダメージが進行することがあります。

例えば、残留することにより、濡れた髪がコーミングやブラッシングで切れてしまったり、髪のキューティクルや髪の成分をつなぐ役割のCMCという成分、アルカリにより流れやすくなってしまい、キューティクルが剥がれやすくなりパサつきがでてしまいます。

過酸化水素によるダメージ

過酸化水素とは酸素系漂白剤のことで、地毛を染めるには元の髪色を薄くしたほうがきれいに染まるため、配合されています。

過酸化水素もアルカリと同じく残留します。残留してしまうことでタンパク質やメラニン色素を痛めつけてしまい。

ハリ、コシがなくなってくる。

枝毛や切れ毛が増え、紫外線での退色の原因にもなります。

色が抜けてきて明るくなってくるのも、残留過酸化水素が原因の1つと言われています。

酸化染毛剤によるダメージ

アルカリ剤や過酸化水素のダメージは美容室でちゃんと施術をしてもらえると最小限のダメージで済みますが、市販のカラー剤はそうはいかずに髪にや地肌に定着してしまいます。

しかも酸化染毛剤は洗って落ちるものではないので一番長く髪に定着してしまいます。

定着してしまった場合に問題が起こります。

ブリーチみたいな明るくするヘアカラー以外には、パラフェニレンジアミンという黒褐色系の染毛剤が入ってます。

パラフェニレンジアミンのほかにも、〜ジアミン、〜フェノールは構造が似ており、アレルギー反応がでやすい。

特に肌が敏感なた人ほど反応が出やすく

  • 頭皮の痒み
  • 顔全体

といったカラー剤ついていないところにまで炎症が出てしまうこともあります。

もっと悪い場合はアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

まとめ

トリートメント付きカラー、早く染まるカラーと、時代とともに新しく便利そうなものがとにかく増えてます。

それを使った結果、薄毛、ダメージ、がでてもカラーが綺麗ならと思われる人も中にはいると思いますが、他の人がその髪を見て髪がお手入れ不足にみられてしまいます。

ダメージを起こしてから美容室に行ったとしても直せることにも限度があります。

こういったことが起きないようにするためにも市販のカラー剤だけは使わないでください。