エルパライソ店長門嶋です。
髪がパサついてお悩みの女性からよく相談を受けます。
「パサついていると老けて見える」
「疲れて見える」
「思い通りにスタイリングが出来ない」
ではなぜ髪がパサつくのか・・
どうしたら改善出来るのか・・
ここでは原因を順位付けして自分がどういう理由で乾燥しているのかを見つけて欲しいと思います。
原因は様々です。
ですが必ずしも皆様が1位の原因で乾燥しているとは限りません。それぞれの対処法が出来ているかを見て対策して頂きたいと思います。
髪のパサつき原因ランキング
第1位:紫外線による髪のダメージ
髪は紫外線から頭皮や身体を守るために生えています。役割を果たしていると言ってしまえばそうですが、髪を綺麗にしたいと言う現代にはそのダメージは必要ありません。
紫外線は表面のキューティクルだけでなくタンパク質へ多大なダメージを与えます。
例えば、一日中外に居て(8時間)紫外線を浴び続けるとカラーを3回するよりダメージを受けます。
生活していて受けるダメージとしては1番のダメージの原因です。
肌には日焼け止めをされる方多いですが、髪への日焼け止めはなかなか習慣がありません。スプレータイプならシュッとスプレーするだけで紫外線からのダメージを防げます。
PA++++と今の基準値の最大の効果。しかも全身使えます。
日焼け止めの匂いが好きではない方、髪に嫌な匂いを残したくない方にはフレグランスとしても使えるぐらいいい匂いです^ ^
第2位:摩擦による髪のダメージ
髪は髪同士が擦れると摩擦が生じてキューティクルが剥がれることや静電気が発生してパサついてしまう事があります。特に濡れた髪は摩擦には弱く、キューティクルが剥がれやすい状態になってしまいます。
キューティクルは5〜6枚の層になっていて、髪の3分の1周を覆った1枚からなっています。1枚剥がれると髪の3分の1周分の内容成分が流出してしまうと言うことです。
お風呂上がりは極力すぐに乾かす事をオススメします。タオルドライも擦らずに叩くように水気を取りましょう。
ヘアオイルなどのキューティクル保護成分を付けて髪同士が摩擦が起こらないようにするのも対策としてあります。
第3位:ヘアカラーやパーマなどのケミカルダメージ
美容室でのヘアカラーやパーマのダメージは皆様が思うより少ないです。
ですが、ヘアカラーやパーマをした後にそのままの状態だと先ほどの原因第1位と第2位のダメージを多大に受けます。
ヘアカラーやパーマをすると髪の毛は弱酸性からアルカリ性に傾きます。すると髪のキューティクルは膨潤(ぼうじゅん)して広がります。
その状態を放置するとパサつきの原因となりよくありません。
ドラッグストアなどで販売されているパブリック商品はヘアカラーやパーマなどのケミカルダメージを受けた事を想定して作っている訳ではありません。
するとキューティクルは開いた状態を2週間以上続くことになります。
ヘアカラーをして2週間で色落ちしてしまう経験ありませんか?
原因はヘアカラーやパーマをした後キューティクルが開いた状態を保ってしまうからです。
美容室専売のシャンプーの8割にはph調整剤が入っています。ヘアカラーやパーマをした時に使用して頂くように作られているため、1週間でキューティクルが正常に戻るように設定されています。
また、しっかり考えられた美容室ではお帰りまでになるべく等電点(ph4.5〜5.5)に戻す努力をします。
まとめ
思いのほか生活によるダメージが原因の場合が多く、髪の乾燥や広がりにはキューティクルの状態が大いに関係します。
キューティクルを剥がれないよう保護して、広がらないようにしておく事で髪の健康を守れます。
美容師さんに何が原因でパサついているのかを診断してもらい、良い対策方法を発見しましょう!