髪が痛んでしまうと枝毛や切れ毛、パサつきなど気になってくると思います。髪が痛む原因は様々です。美髪をキープするには、日々のケアが重要になります。今回は髪が痛む原因やその対策をお伝えしていきます!
目次
化学的ダメージ
美容室での薬剤術
一度に受けるダメージの中1番は美容室でのカラーやパーマによる薬剤ダメージです。
カラーやパーマは、髪内部へと薬剤を浸透させるため、髪をアルカリ性に傾けキューティクルを強引に開き浸透させます。
キューティクルは、毛髪の外部刺激からの保護と髪内部の栄養を外に流出させない役割があります。
そのキューティクルを強引に開くということは、当然髪内部の栄養分も同時に流出してしまいます。
カラー剤に含まれる過酸化水素は髪のメラニン色素を破壊し、髪の主成分のたんぱく質にもダメージを与えてしいます。
明るいカラーにしようとするほど、より多くのメラニン色素を破壊する必要があるのでその分ダメージも大きくなります。
特にブリーチは髪の色素をより多く破壊するのでダメージが大きい施術です。
パーマも髪の形を変えるためシスチン結合というたんぱく質同士の繋がりを切断し、再度つなぎ合わせるのでダメージがあります。
特に縮毛矯正は切断する結合も多く、弱った状態の髪に更に、180℃のアイロンで癖を引き延ばすので多くのダメージを受けてしまいます。
美容室の施術では、ブリーチ≧縮毛矯正>明るいカラー=白髪染め>暗いカラー≧パーマといった順でダメージが大きくなります。
このように美容室での薬剤施術にはダメージがつきものですが、ダメージを減らす方法はあります。
カラーやパーマをする際には、必ず内部補修のトリートメントをしましょう。
トリートメントをせずに施術を繰り返すと栄養分がどんどん抜けていき、髪はボロボロになっていきます。
傷んだ髪は元には戻りませんが、代わりの栄養分を補給することで補修することは可能です。
また、美容師によっても変わります。残念ながら美容師にもダメージを気にせずに施術する人もいます。
しっかりとお客様のダメージを判断し、ダメージを最小限に抑えてくれる信頼できる美容師を見つけることが重要です。
特にブリーチや縮毛矯正などのダメージの大きい施術は、美容師によって受けるダメージ度合いはかなり違ってきます。
熱ダメージ
毎日のドライヤーやヘアアイロンでも髪はダメージを受けます。
髪の主成分はたんぱく質です。
目玉焼きを作るとき卵に高熱を与えるとどんどん固まっていくように、髪も高熱を与えるとどんどん硬くなっていきます。
濡れている髪は60℃ほどの熱でたんぱく質が硬くなります。
ドライヤーの吹き出し口付近は90℃近い温度になります。
濡れた状態の髪に90℃近い熱をあてると当然のようにダメージしてしまいます。
更に150℃以上の温度でアイロンをしている人は注意が必要です。
乾いた状態でも150℃前後でたんぱく質が硬くなります。
高い温度で毎日アイロンすると髪は硬くゴワゴワとした乾燥毛になってしまいます。
ダメージを減らすには洗髪後のタオルドライをしっかりとしましょう。
タオルで水分をしっかりと取ることでドライヤーを充てる時間を減らすことができます。
また、ドライヤーは近くで乾かさずできるだけ離して風を当てましょう。
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントで熱から保護することも重要です。
アイロンは140℃以下に設定しましょう。高熱になるほど髪はダメージします。
形がつかないからと長時間アイロンを当て続けるのもNGです。髪を小分けにして短い時間で形をつけるようにアイロンをしましょう。
紫外線ダメージ
お肌が紫外線により影響を受けるように、髪もダメージを受けています。
髪は紫外線により乾燥、強度の低下、表面の粗雑化、色素や光沢の消失などの影響を受けます。
カラーをしている方は退色を早める原因にもなります。
外に出る際には帽子を被る、UVプロテクトのスプレーなどを髪に吹きかけるなどして紫外線から髪を守りましょう。
シャンプーの洗浄力
シャンプーによっては気づかないうちに毎日じわじわとダメージを受けます。
シャンプーには様々な洗浄成分があります。
洗浄力が強いほうが髪をきれいに洗えて良さそうな気がしますが、強い洗浄力は必要以上に髪の油分も取ってしまいます。
これを毎日使っているとダメージ、パサつきの原因となります。
裏の成分表にラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどの表記のあるシャンプーは避け、アミノ酸系などの洗浄力の優しいシャンプーを選びましょう。
最近ではシャンプーで髪に栄養補給してくれるシャンプーもあります。そういったものを使うとどんどん髪がきれいになるのでオススメです。
物理的ダメージ
自然乾燥
乾かすのが面倒くさいから自然乾燥という方もいらっしゃると思います。
しかし自然乾燥はダメージの元です。
髪は濡れるとキューティクルが開きます。
自然乾燥だとキューティクルをしっかりと閉じないまま乾いてしまいます。
開いたままだとキューティクル同士がすれてダメージになります。
また、雑菌も繁殖しやすくにおいや薄毛の原因にも繋がります。
摩擦ダメージ
摩擦もダメージになります。
髪がこすれることで、キューティクルが剝がれたり傷ついたりします。
普段生活している上で仕方ない部分もありますが、必要以上に摩擦を加えないことが大切です。
特に濡れている髪はダメージを受けやすいので、お風呂上りに櫛やブラシで無理やり絡まりをほどこうとする、タオルでゴシゴシこすってしまうのはNGです。
また、服とも摩擦がおきるのでできるだけ早く乾かしましょう。
髪を触る癖がある人も注意しましょう。触ることでも摩擦でダメージしてしまいます。
特に前髪や顔周りの髪は細くダメージを受けやすいので気を付けてください。
美容室でのケアも大切!
髪のダメージを改善するには美容室でのケアも大切です!
当店の髪質改善トリートメントは、ダメージの理由を紐解き髪質改善していきます。
なぜ傷んだのか、髪になにが足りていないのか、普段どんなケアをしているのか。カウセリングをしっかりしてお客様1人1人にあったケアをしていきます。
持ちもよく、回数を重ねることにより更にキレイになっていきます!
シャンプー剤にもこだわりましょう。
市販のシャンプー剤は洗浄力が強すぎて髪や頭皮の乾燥に繋がるものも残念ながら存在します。
エルパライソのオリジナルシャンプーは髪にいい成分が沢山含まれており、使うごとに髪がキレイになります!
更に頭皮にもいい成分を配合しており次に生えてくる髪にも働きかけます!
まとめ
日々の生活の中でも髪はダメージをうけています。
自宅でのお手入れや、美容室で髪の状態やダメージを見極めてもらうことがきれいな状態を保つのに大切です。
少しでもダメージを減らすことで美髪をキープしていきましょう!