「水を飲む」ことで体質改善に繋がり健康になるという話は聞いたことありませんか?
人間の身体の60%~70%は水分で出来ています。
身体の中の水分が酸素や栄養素を運んだり体温を維持したり、老廃物の排出などの生命維持に必要な役割をしているんです。
そんな私たちにとって大切な水。
今回は体質改善に効果的な正しい「水の飲み方」を解説したいと思います。
目次
健康&美容効果とその理由
水を飲むことで得られる健康&美容効果は、主に6つあると言われています。
①ストレスや不眠の解消
イライラした際人の体温は上昇し、汗をかくことで水分が不足します。
ストレスなどが原因で血中ナトリウムが増えて血圧が高くなります。
そんな時、コップ一杯の水を飲んだら水分不足を解消したり血中ナトリウム濃度を安定させたりしてイライラやストレスの解消になります。
※水には、リラックス効果(鎮静効果)があります
②疲労回復
水分不足で血流が滞っていると、体内に酸素や栄養素をスムーズに運ぶことが出来ません。
それが疲労の蓄積にもつながります。水分を意識的に摂取して血液をサラサラにすることで、疲労回復が期待できます。
※運動前に水を飲んでおくと疲労を遅らせたり回復を早めたりする効果が期待できます。
③むくみの解消
むくみは、身体の末端まで血液やリンパ液が上手く循環していないのが理由です。
血液やリンパ液を滞らせず、スムーズに循環しないのは体内の水分量の不足が原因。むくみの原因は水分不足が大きく関係しています。
水を積極的に飲むことで、血液やリンパ液の巡りを良くしてむくみが解消されます。
④便秘の解消
便秘の解消に効く代表的なものと言えば「食物繊維」ですが、実は水も効果的です。
便が硬いことが便秘の原因になってる場合、便の水分量を多くすれば便秘が解消する可能性があります。
水分を含んで軟らかくなった便は出しやすいので、腸の動きが鈍っていても排便できる可能性は高いです。
注意点:一度にたくさんの水を飲むと吸収されない分が尿になって排出されてしまいます。
⑤ダイエット効果
常温の水をこまめ飲むことで体が温まり、代謝がアップします。
老廃物の排出を促したり、一時的ではありますが空腹感を抑制したりする効果があります。
むくみや便秘の解消にもなると、体重だけでなく見た目のすっきり感にもなります。
※ダイエット目的で水を選ぶなら、軟水よりもミネラルを多く含む硬水がおすすめです!!
⑥アンチエイジングによる美肌効果
体内の水分量が不足すると血液の流れが悪くなってしまいます。
血液の流れの悪さによって新陳代謝が悪くなり、ターンオーバーが正常に働かなくなるという症状が引き起こされることもあります。
水をしっかりとって体内の水分を補えば、血液が循環して体の老廃物がしっかり排出されることによって新陳代謝が活発になります。
新陳代謝が活発になれば肌のターンオーバーも正常になり、角質だらけのこわばった肌が改善されて身体の内側から美肌を目指せます!
代謝についてのおさらいはこちらの記事をご覧ください。
朝、一杯の水が大事!
朝起きたらコップ一杯の水を飲むことで健康につながってきます!
朝に水を飲む効果とは
朝はまだ腸が動いていない時間帯ですが、この時に水を飲むと腸が目覚めます。
胃腸に刺激を送ることで交感神経と副交感神経働きが切り替わり寝起きの気分をスッキリさせてくれます。
寝ている間に失われる水分の量は200~300㎖と言われており、ちょうどコップ一杯の量に相当します。
身体の中の水分が不足すると、血液がドロドロになって流れにくくなってしまいます。
朝に、脳梗塞や心筋梗塞で倒れる人が多いのはそのためです。
正しい飲み方とは
朝の水の飲み方が正しくないと効果が感じられなかったり、逆効果になります。
飲むのは必ず水にすること!
お茶やコーヒーなどのカフェインが入った飲み物には利尿作用があり、逆に身体から水分を出そうとしてしまいます。
冷たい水もダメです。夏などは、つい冷たい水を飲んでしまいがちですが、体の内側を冷やし、代謝を悪くする原因にもなります。
朝起きて飲む水は、常温のものか白湯にしましょう!
一日どれだけ飲むのがベストなの?
水分補給の方法として、一気にたくさん飲むのではなく、一回コップ一杯程度(150~250㎖)の量の水を一日に6~8回飲み、一日必要量(約1.5ℓ~2.5ℓ)を飲むのが理想です。
- 朝起きた時
- スポーツをするとき
- 入浴時
- 就寝前
など、こまめに飲んでいきましょう!!
まとめ
水をしっかり飲むことは、様々な面から体が健康的に改善される効果がありますので、
意識して出来る範囲から始めてみましょう!!