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低体温は危険!健康を維持する為にも基礎体温を上げる対策を徹底解説!

私たちの体は36.5~37.0度が理想の平熱だと言われ、それより下の”低体温“は体調不良や疲れにつながります。

基礎体温を上げると良いことがたくさんあるので、今回は基礎体温の上げ方を徹底解説していきます!

低体温について

低体温とは代謝によって発生する熱と体から逃げていく熱のバランスがとれず体全体の温度が低くなることです。

低体温と健康

低体温の人は風邪をひきやすく、また治るまでに時間がかかると言われています。その原因は免疫力の低下にあります。

低体温の場合、血流が滞ってしまうので、免疫細胞の動きも鈍くなってしまいます。

一般的には、体温が1度下がると免疫力が20~30%低下します。

※免疫力が低下すると頭痛や肩こり、不眠などの慢性的な異変からガンをはじめとする大きな病気にまで影響を及ぼします。免疫力がきちんと働いていれば発症する隙は与えません。

低体温と妊活

女性の方限定になってしまいますが、低体温だと妊娠しにくいこともわかっています。

その理由は、子宮まわりの血流が悪くなり排卵がスムーズにいかない可能性が高くなります。

妊活の基本は、低体温から脱出することです!

低体温のチェック方法

まずは自分が低体温なのかどうか、確認するのが大事です。

体温計で自分の体温を測ることから始めましょう!

そして実際に自分の身体のどこが冷えているのかを知ることが大事です。

朝、布団から出る前にまず脇を触り、その後全身を触ってみてください。

布団に入っている箇所なら、どこでも同じ温度のはずです。脇より冷えていることがあれば、そこは冷えているところです。

冷えていると、血液の巡りが悪くなってコリやすいですし、脂肪も固まりやすいためセルライトができます。

冷えの原因

身体を冷やす要因は様々なものがあります。

代表的なものは…

  • 運動不足
  • 食事
  • 仕事(職場環境)
  • 人間関係のストレス
  • エアコン

体を賢く上手に温めて”冷え“を取り除くことが大切です。

元気な明日を迎える為にも気楽に気長に続けられる「温活習慣 」を、是非生活にとりいれましょう。

体を冷やす代表的な食べ物

  • アイスクリームなどの冷たい食べ物
  • カフェインの強いもの(コーヒー、緑茶、チョコレート)
  • コーラ、ジュースなどの冷たい清涼飲料水
  • 生クリーム、白砂糖を使った甘いお菓子
  • 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
  • スナック菓子
  • 生で食べる野菜や夏を旬とする野菜
  • 人工的調味料

冷えがあるとこんな不調が…

  • 肌がくすむ
  • 免疫力の低下
  • 痩せにくい
  • 肩こり、生理不順
  • 疲れやすい
  • 便秘、下痢

基礎体温を上げるメリット

基礎体温を上げるだけで下記の効果があります。

「冷え」をとり、からだを温めることが何よりも大切です。

①肌が綺麗に

細胞が活性化してくすみや肌荒れが解消し、みずみずしい素肌になります。

体温が上がると内臓が活発に動くので、ターンオーバーが正常となり美容に効果的です。

②免疫力がアップ

風邪をひきにくいなど、病気になりにくい体質になります。

体温が1度あがると免疫力は5倍から6倍にアップします。逆に1度下がると白血球の働きは30%もダウンしてしまいます。

③ダイエット効果がアップ

基礎代謝が上がることで太りにくくなります。

半身浴 + 生姜パワーで太りにくく痩せやすいからだを手に入れましょう!

お風呂は体の芯からしっかり温めれば体温の高い状態がキープできるので、代謝があがります。

オススメは、半身浴でお湯の温度を38度~40度ほどにして、みぞおちの位置までの水位にし20分以上浸かれば体が芯まで温まります。

さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

疲れが取れない原因は基礎代謝にあった!?代謝をあげて疲れにくい体質に改善しよう!

④ぐっすり眠れる

寝る前に、肩、首元、二の腕の裏などを温めると全身の血のめぐりが良くなり体温があがることで、からだから放熱が促されるので寝つきが良くなります。

※目元なども温めるとリラックス効果があります

⑤おなかが快調

体温が下がると大事な臓器を守ろうとして抹消の血管を収縮させてお腹に血液が集中します。

お腹を温めることは血巡りを改善させ、冷えの解消に繋がります。腸のぜん動運動が活発になり便秘や大腸がん予防にもなります。

体温がアップする5つの習慣

体を温める方法は、運動、食事、入浴などがあります。

誰でも簡単にできる温活でポカポカ美人になりましょう!!

①週3回の筋トレを習慣に

筋肉の約70%は下半身に集中しています。

太ももやふくらはぎ、お尻などを意識して鍛えれば体全体の筋肉量がぐんと増え、基礎代謝もアップします!たとえば、

  • 入浴前にスクワットをする
  • 家事をしながらつま先立ちをする

など生活習慣の中でうまく取り入れて見ましょう

②きびきび歩いてウォーキング!

食べ過ぎや飲みすぎでなくても生活習慣病を引き起こす事があります。

それは、運動不足により体が冷えカロリーを燃焼できず栄養過多なってしまうからです。脂肪燃焼に効果的な有酸素運動を心がけましょう。

※呼吸を意識しながらきびきび歩けば立派な運動になります。一日15分以上を目標に始めましょう

③発熱食材を食卓に

食べ物は体を冷やす「陰性」と温める「陽性」に分けられます。

陽性(温かい)の食品を積極的に取り入れましょう!!陽性食品の多くは寒い土地の原産で冬が旬のものが多いです。

体ポカポカ、陽性(温める)食品

  • ごぼう
  • にんじん
  • れんこん
  • 生姜
  • 黒砂糖
  • 玄米
  • そば
  • 漬物
  • カニ
  • 赤味の肉や魚
  • 黒豆
  • 味噌
  • しょうゆ
  • シナモン

体を温めるドリンクメニュー

  • ルイボスティー
    冷えを解消し、美肌作りにも一役
  • はちみつ生姜レモン
    いつもの紅茶に生姜とはちみつをプラスしてください
  • ココア
    砂糖が含まれていない純ココアを選んでください
  • プーアール茶
    健康維持に最適
  • ごぼう茶
    食物繊維豊富で便秘改善にも〇

④シャワーをやめて、必ず湯舟に浸かりましょう!

体温を上げる最も簡単な方法。それは、湯舟に浸かることです。

汗がじわっと出れば体温は約1度上昇します。湯舟に浸かれば下半身に水圧がかかり、静脈血やリンパ液が押し上げられむくみが改善されます。

心臓に戻ってくる血液の量が増え、全身の血行が良くなります。内臓の働きも活発になり代謝もアップします。

※じんわりと汗をかくぐらいの熱さの温度で、気持ちいいと感じられる程度の長さで浸かるのがオススメです。

⑤腹巻きを着用

お腹には大切な臓器がたくさん集まっています。そんなお腹を守ってくれるのが腹巻きです。

お腹を温めると臓器の働きが良くなり、全身に温かい血液を送ることができます。

※夏はコットン、冬はウール素材など季節に合わせて揃えておくといいですね!!

まとめ

女性の方で冷え症だったり、低体温の方や疲れがとれにくい方は是非とも基礎体温を上げる活動をしてみてください。

何か一つでも取り組んでもらえたら、体質改善にもなりますので出来そうなことから始めてみてくださいね。