「赤ワインを飲むと肌がキレイになるってホント?!」
最近女性に大人気の赤ワイン。
人気の理由は赤ワインの味だけではなく、赤ワインに含まれているポリフェノールに美容効果があり飲むだけで老化防止になると噂されているからです!!
赤ワインはアルコールの一種だと考えている人も多いようですが、実は美容や健康にも適しているため、お酒好きにはとてもオススメなお酒です。
赤ワインと美容効果につて
赤ワインは黒ブドウの品種から造られ、ブドウを皮ごとつぶして発酵させて醸造させるお酒です。
ビール、焼酎、日本酒、ウィスキーなどのアルコールにはほとんどポリフェノールは含まれていないので、赤ワインは適量であれば美容や健康・ダイエット効果があるのでとてもオススメです。
赤ワインに含まれるアルコールと水以外のほとんどはポリフェノールで、さまざまな種類のポリフェノールを一度に摂取することができます。
代表的なポリフェノールは、アンドシアニン、タンニン、レスベラトロール、カテキンなどがあり、「ポリフェノール」だけでも約5,000種類の植物性合物があります。これらの成分は赤ワインの原料となるブドウの果梗、種、果皮に多く含まれます。果肉まで真っ赤なタンテュリエと呼ばれるブドウがあり、ほぼポリフェノールという品種もあります。
- アンチエイジング効果
- シミ、シワ、ニキビ予防
- 肌のツヤ、ハリ、潤いの持続効果
- 腸内環境を整える
- ダイエット効果
など女性には嬉しい美容効果がたくさん詰まっています。
ポリフェノールは野菜、果物、ナッツ類にも多く含まれますが40%しか吸収しない反面、赤ワインのポリフェノール吸収率が100%に近いほどあり、どの食品よりも活性酸素除去に役立っています。
ポリフェノールの効果
抗酸化作用によってアンチエイジングにも効果的で若々しい体を保ってくれます。
シミやシワの原因となる紫外線やストレスなどで活性酸素が増えますが、ポリフェノールは抗酸化作用にあり、活性酸素を除去してくれます。なのでポリフェノールを摂取することで老化予防になり、若々しい体を守ることができます。
赤ワインに含まれるポリフェノール
・アンドシアニン
眼精疲労・視力低下・老眼・白内障など眼のトラブルの予防、改善効果
・タンニン
生活習慣病・動脈硬化予防・下痢の改善効果
・レスベラトロール
生活習慣病・コレステロール低下作用・内臓脂肪抑制・肥満予防の改善効果
・カテキン
抗菌作用・抗ウイルス作用・脂肪燃焼・血糖値の上昇抑制の改善効果
・エラグ酸
脂肪燃焼・血糖値、血中中性脂肪の増加予防
ポリフェノールを含む飲み物や食べ物の値
- 赤ワイン 230g
- コーヒー 200g
- 緑茶 115g
- 紅茶 96g
- チョコレート、ココア 62g
- 豆乳 36g
- ウーロン茶 39g
- ほうれん草 42g
- 大豆 15g
その他の赤ワインの効果
先ほどご紹介した効果以外に美肌や内臓脂肪の抑制や認知症予防などの効果も期待されています。
肌の老化防止
肌は年齢を増すごとに酸化していきます。赤ワインの美容効果でシミやシワの元凶となる活性酸素を除去し肌の老化防止効果ができます。
内臓脂肪の抑制
赤ワインはポリフェノールの他にビタミンやミネラルも入っているので体全体の血行がよくなり、脂肪燃焼だけでなく冷えの予防効果にもなります。
認知症予防
赤ワインを毎日2杯程度飲み続けることで、認知症(アルツハイマー)の発症率が、赤ワインを飲まない人の1/4 と発表されています。
リラックス効果
ストレスは美肌の天敵ですが、赤ワインにはリラックス効果があり、気持ちを和らげ心に潤いを与え美肌へと導きます。
少量を飲むことでリラックス効果により、良い睡眠をとることができるので、美肌などの美容効果が期待できます。
赤ワインの種類
フルボディ
フルボディは最も濃厚で重めなワインです。
味わい・香り・渋みのすべてが強く、赤ワインそのものの色も濃いので、味の濃い料理や牛肉によく合います。
カベルネ・ソーヴィニヨン・シラーなど、タンニンを多く含むブドウから造られる赤ワインに多いです。
アルコール度数が高く、ポリフェノールも多く含まれています。
ミディアムボディ
ミディアムボディは、重ためのフルボディと軽めのライトボディの中間で飲みやすい赤ワインです。
どんな料理にも合わせやすく、汎用性の高い赤ワインです。
フルボディに近いものからライトボディに近い軽い味わいのものまで、味の幅が広いのも特徴です。
ライトボディ
ライトボディは、最も軽くさっぱりした味わいです。
タンニンが少ないため、渋味や酸味がほどよく、フルーティーな味わいが楽しめます。
ピノ・ノワールを多く含むブドウから造られるワインです。
赤ワイン特有の渋味や濃厚さが苦手な方にオススメで、アルコール度数も低めなものが多いので、お酒が弱い方やランチ時にもオススメです。
赤ワインに使用されるブドウの品種
カベルネ・ソーヴィニヨン
産地
- フランスのボルドー
- アメリカのカリフォルニア
- チリ など
カベルネ・ソーヴィニョンは、世界中で栽培されている赤ワイン用ブドウの代表的な品種です。
タンニンが豊富で渋味が強く濃厚な味わいを楽しめ、脂が多い味の濃い牛肉料理にオススメです。
ピノ・ノワール
産地
- フランスのブルゴーニュ
- アメリカのオレゴン
- ニュージーランド など
渋味成分が多いタンニンは少なく、ベリー系の爽やかな味わいでフルーティーなワインが好きな方にオススメで甘いデザートにも合います。
メルロー
産地
- フランスのボルドー
- イタリア
- チリ など
まろやかで深みやコクがあり、渋味はそれほど強くないので赤ワイン初心者の方にオススメです。
ハンバーグやミートボールなど肉汁の柔らかい肉料理にオススメです。
マスカット・ベーリーA
産地
- 新潟県原産で日本固有種黒ブドウです。
キャンディのような甘い香りとベリー系のフルーティーさを兼ねそろえていて、渋味が少なくとても飲みやすいワインです。
シラー
産地
- フランスのローヌ
- オーストラリア
- カリフォルニア など
スパイシーで個性的な風味があり、羊・鹿・鴨肉などの強い風味の料理にオススメです。
ガメイ
産地
- フランスのボジョレー
聞きなじみのある「ボジョレーヌーボー」の原料です。
ベリー系の甘酸っぱくフレッシュな風味が特徴でタンニン特有の渋味が苦手な方でもオススメなワインです。
赤ワインのダイエット効果
ダイエット中に飲むなら糖質が少ない赤ワインがオススメです。
赤ワインはダイエットに向いているのは糖質だけでなく、内臓脂肪の蓄積を抑制したり脂肪燃焼効果やむくみ防止にも期待できるカテキン(ポリフェノール)が多く含まれているためオススメです。
食欲抑制効果
リラックスタイムにホットワインとして飲むと食欲が抑制されます。
赤ワインに含まれるレスベラトロールというポリフェノールが食べすぎを防いでくれます。
脂肪燃焼効果
エラグ酸というポリフェノールが脂肪燃焼に役立ち、新しい脂肪細胞の生成を遅らせてくれます。
脂肪分解効果
タンニンというポリフェノールが脂肪を分解し脂肪の吸収をしにくくする効果があります。
ウーロン茶にもタンニンが多く含まれているので、ワインが飲めなくてもウーロン茶で脂肪分解することもできます。
赤ワインのカロリーや糖質の比較
赤ワインのカロリーや糖質(100mlあたり)を他のアルコールと比較してみました。
- 赤ワイン:75キロカロリー 糖質1.5g
- 白ワイン:73キロカロリー 糖質2g
- ロゼ:77キロカロリー 糖質4g
- スパークリングワイン:100キロカロリー 糖質2g
- ビール:40~50キロカロリー 糖質3~4g
- ビール(発泡酒)20~50キロカロリー 糖質0~5g
- 日本酒:103~110キロカロリー 糖質3.5~4.5g
- 焼酎:146キロカロリー 糖質0g
赤ワインは100gあたりに対して75キロカロリーあります。アルコール度数が上がればカロリーも上がっていきます。
日本酒や焼酎と比べると、赤ワインのカロリーは低く、糖質も少ないお酒です。
赤ワインを飲む量は1日グラス1~2杯を目安に
美容やダイエットに効果的だからといって、食事やおつまみと共にぐいぐい飲んでしまうとカロリーオーバーになってしまうので1日にグラス2杯までと決めて飲むことをオススメします。
それ以上飲んでしまうと美容やダイエットには逆効果になってしまうので十分注意しましょう。
赤ワインの効果をさらにUPしてくれる食べ物
赤ワインと一緒に食べるおつまみで、より赤ワインの効果を高めてくれる食べ物をご紹介します。
肉料理
お肉は赤ワインと味が合うだけでなく、お肉に含まれる脂肪の吸収を抑えダイエット効果があります。
ナッツ類
ナッツ類には抗酸化作用があるビタミンEが豊富で、赤ワインとナッツ類の組み合わせは老化防止に効果的です。
果物
果物にはビタミンCが豊富でビタミンCにも抗酸化作用がありナッツ類同様に老化防止に効果的
です。
チョコレート
チョコレートにもポリフェノールが含まれているので、赤ワインのおつまみとして食べることでポリフェノール効果を発揮します。
まとめ
赤ワインに含まれるポリフェノールは美容やダイエットにとても効果的で適量を飲むことで、お酒が好きな方やダイエット中でもお酒を無理なく楽しむことができるのでオススメです。しかし、赤ワインを飲み続けるだけが美容やダイエットに即効果がでるわけではないので、程よく運動したりバランスの良い食生活をすることで効果が発揮するので日々の中に赤ワインを少し取り入れてみてください。