髪がバサバサ、ボサボサで広がってしまう…
毛先には枝毛、切れ毛、縮れ毛がある…
などといった経験はないでしょうか?
今回は髪がダメージを受ける原因と対処法についてお話していきますのでお役に立てたら何よりです。
目次
髪がダメージを受けてしまう原因とは…
髪のダメージには様々な原因があります。
カラー、シャンプー、パーマ、ドライヤー、ヘアアイロン、摩擦、紫外線、etc…
日常生活で行っている様々なことがダメージの原因になる可能性があります。
カラー・パーマ
以前と比べると技術の進歩と共に薬剤によるダメージはかなり改善されてきました。
ですがどうしても最低限のダメージは避けられません。
また、使う薬剤も美容室によってピンキリです。
美容室を選ぶ際、技術ももちろん大切ですがどんな薬剤を使っているかも一考する価値があります。
ご自宅で染めるカラー剤なども販売されていますが、美容師から見るとあまりお勧めできません。
技術的な仕上がりもそうですが、市販のカラー剤のほうが髪が傷みやすいからです。
原因
カラーやパーマの施術に使われる薬剤はアルカリ剤の成分が入っています。
アルカリ剤の成分にはキューティクルを強制的に開かせる作用があるため、何度もカラーやパーマを繰り返すことによってダメージの原因になります。
また、硬毛より軟毛の人の方がカラーやパーマによって受ける髪へのダメージは大きいです。
一回の施術ではあまり目立たないかもしれませんが、短期間で繰り返しカラーやパーマをしてしまうとダメージはどんどん深刻になってきてしまいます。
対処法
カラーをすると髪の内部にまでダメージを受けてしまうため髪表面のトリートメントではなく、その内部を改善することが大切です。
髪の内部に栄養成分を入れることのできるホームケア商品を上手く取り入れると良いです。
そのようなシャンプーや洗い流さないトリートメントなどを日常的に使い続けることでダメージ改善に繋がります。
シャンプー
毎日行っているシャンプーもダメージの原因になります。
一度のシャンプーで髪が傷んでしまうというわけではありませんが、頻度が多いため馬鹿にはできません。
逆にちょっとしたことで改善できるので習慣を変えることが大切です。
原因
髪の表面のキューティクルは濡れると開く性質を持っています。
開いた状態でごしごしと洗ってしまうとキューティクルを傷つけてしまい、ダメージの原因になります。
対処法
シャンプーを出してから直接髪につけるのではなく、一度手の上で水分を含ませてから何回かに分けて髪の毛につけ、円を描くように泡だててあげてください!
髪と髪をごしごしするのではなく、やさしく揉み込むように洗ってください!
ドライヤー
シャンプー後のドライヤーも要注意です。
こちらも毎日することなので、ダメージの蓄積が考えられます。
原因
ドライヤーで普通に乾かしているだけでは髪にダメージは受けません。
しかしドライヤーの熱を一部にずっと当ててしまうとタンパク変性というダメージの原因に繋がります。
タンパク変性とはタンパク質が加熱により状態が変わってしまう変化のことです。
例えるなら、目玉焼きを思い出してください。
卵白に熱を加えると、白く固まりますよね。
あれは卵白のタンパク質が加熱により状態が変化してしまっているためです。
そして固まったタンパク質は元には戻りません。
同じことが髪でも起こります。
ですので髪にも必要以上の熱を与えていくと、どんどん髪の毛が固くなっていきます。
対処法
洗髪後は絶対に濡れたままでいてはいけません!しっかり乾かしてください!
ダメージ以外に頭皮環境の観点から見た場合も自然乾燥はよくありません。
髪を乾かす際にはドライヤーを使う前に一度全体をブラッシングしてください。
そうすることでキューティクルを整え、髪のもつれもとることができます。
この時に洗い流さないトリートメントを少しつけるとブラッシングもしやすく、ドライヤーの熱から髪を守ることもできるので大変おすすめです。
また細い毛やダメージした髪は健康毛より早く乾きます。
そのため更に過乾燥になりダメージを受けるという悪循環になりがちです。
毛先は乾きやすいので、髪を乾かすときは髪全体に風を当てるのではなく、地肌に風を当てるようなイメージで根元から毛先に向かって手早く乾かすとキューティクルも整いきれいな仕上がりになります。
ヘアアイロン・コテ
アイロンやコテは間違った使い方をされている方が非常に多いです。
日常生活の中で一番大きなダメージを受けていると言っても過言ではないと思います。
原因
ヘアアイロンやコテは、高熱を直接髪の毛にあてるのでダメージに直結します。
一日しっかりカールが残ってほしいがために最高温度で20秒~30秒ほどずっと当てているという方がたまにいらっしゃいます。
絶対にやめてください!!
美容師は絶対にしません。
180度で10秒以上あてるとドライヤーの時と同じ、「タンパク変性」が起きます。
ドライヤーより高温の為、より注意が必要です。
対処法
低温で何度も髪に通すより160〜180度で設定したヘアアイロンで一度だけサッと通してあげた方がダメージは軽減されます!
長時間あてても短時間でもカールの持ちという視点からみれば仕上がりはほぼ同じです。
長くヘアアイロンをあてることは「髪が傷む」というデメリットしかありません。
ダメージ毛や髪が細いの方は150度以下でしていただくことをオススメします!
髪に熱を与えすぎてしまうと髪の中にある水分や油分がどんどん失われてしまいます。
ヘアアイロンをする前にもオイルなどを軽く付けるとダメージ軽減効果があります。
摩擦
原因
濡れた髪の毛は無防備な状態なので、寝る前乾かさずに半乾きの状態で寝てしまうと枕との摩擦でダメージを受けます。
キューティクルが開いたり、髪が絡まり、ダメージに繋がります。
対処法
髪の長さによりますが、大きめの3つ編みや、緩めに結うと摩擦から守ることができます。
しっかり乾かしてからオイルやミルクをつけてあげることで摩擦を防ぐことができます。
次の日コテで巻くような方ですと三つ編みを活かすことでセット時間も短縮できます。
紫外線
原因
紫外線は髪の乾燥の原因になります。
紫外線によって肌だけではなく髪の水分も失われます。
よく、カラー後に表面だけ明るくなっている方を見かけるかもしれませんが、それは紫外線のダメージが原因で表面だけ色が落ちてしまった可能性が高いです。
対処法
紫外線からのダメージは、オイルやUVスプレーを振ってあげると紫外線からのダメージを軽減することができます!
【洗い流さないトリートメントの使い方についてはこちらの記事を】
【栄養補充ができる“魔法のシャンプー”についてはこちらを】
傷んだ髪の毛は治せるの??
一度傷んでしまった髪は完全に治すことはできません。
しかしダメージの種類によっては元の状態に限りなく近づけ、改善することは可能です!
水分が失われている方には水分を、栄養が失われている方には栄養を、薬剤のダメージがある方にはその補修を……
傷んだ髪の毛には様々な原因がありますので、その人に合った対処が必要です。
エルパライソでの髪ケア
髪のダメージが気になる方は、当店の『髪質改善ヘアエステ』がおすすめです!
どういったものなのか簡単に説明させていただきます。
当店で行っている『髪質改善ヘアエステ』は、11種類の栄養成分をお客様の髪質や、髪の状態などに合わせて施術します。
そうすることで、髪の毛の内部から外部にかけてしっかり栄養を与えることができ、髪本来の輝きを蘇らせることが出来ます!
一回するだけで効果を実感できると思います!
カラーやパーマでのダメージでも元の髪に近づくぐらい改善することはできます!
カラー、パーマをした後には髪質改善をすることによってカラーの入りや持ちパーマの持ちも変わってきます!
一般的な美容室で行っているトリートメントとは全く違い、表面のコーティングを目的としたものではないのですぐ効果がなくなってしまうということもありません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
まとめ
日常生活の中で、髪に全くダメージを与えないということはかなり難しいです。
ダメージを避けられないのなら、うまく付き合っていくのが最善だと考えます。
生活の中で受けるダメージを最小に抑え、普段使うシャンプーやトリートメントを見直し、洗い流さないトリートメントでダメージを予防し補修していくという習慣の改善が髪質改善の唯一の道だと思います。
予防医療に注目が集まっていますが、身体と同じで髪も日々のケアでダメージを抑え綺麗な髪を維持することができます!
髪の毛はいつでも綺麗なほうがいいですよね!