枝毛が原因で髪がパサついて見えたり、髪の毛が上手くまとまらない…
綺麗にヘアアイロンをしても広がってしまう…
など、枝毛に悩んでいる女性は多いです。
今回は枝毛が出来てしまう原因、対処法をお教えします!
目次
枝毛って何?
1本の髪の毛の毛先が2つ以上に枝分かれしてる事を言います。
その状態が続くと髪の毛中の成分が逃げてしまい、パサつき、乾燥、絡まりの原因になります。
枝毛が出来るメカニズム
枝毛の原因はダメージによってキューティクルが剥がれたり、めくれてしまうからです。
髪の毛の80%〜90%はタンパク質や水分を多く含む繊細で非常に重要な部分!
この重要な成分を包み込んでくれているのがキューティクルになります。
大部分を占めるタンパク質は細長い繊維状になっているので縦に避けやすいのです。水分などが抜け乾燥しているとタンパク質は縦に破けてしまいこれが「枝毛」になってしまいます。
枝毛ができやすい髪質があるの?
枝毛ってダメージが理由だと思いがちですが実は人によって髪質が違うので自分の髪質を知って枝毛が出来ないように対処をしましょう。
髪質は関係します。
軟毛(髪が細く柔らかい髪質)の方は水分・タンパク質が少ない為キューティクルの膜が薄くなっています。ですので軟毛の方は特に気をつけなければいけません。
枝毛って治せるの?
出来てしまった枝毛は残念ながら治す事が出来ません。
細胞がすでに死んでいる状態だからです。髪の毛は爪と同じように修復する力を持たない為1度枝毛が出来てしまうと元には戻りません。
なので枝毛の原因が何かをちゃんと知る事が大切になります。
枝毛にならないための対処法
①ドライヤーで正しく髪を乾かす
濡れた髪のままだとキューティクルが開いたままの状態になり、水分やタンパク質が逃げていってしまいます。
ただしキューティクルは熱に弱いため、そのままドライヤーで乾かすのもよくありません。
ドライヤーやアイロンの熱をあてるときは流さないトリートメントなどをつけ、髪からの距離を15cm〜20cm保ちながら乾かす事が大切になります。
また半乾きのまま寝てしまうと、枕との間に摩擦がおきキューティクルが剥がれる原因にもなります。
その他にも湿気により雑菌が増え、匂い・痒みの原因にも繋がります。なので髪を洗ったらしっかり乾かす事が大切です。
②カラー・パーマ後のケア
カラー・パーマなどはお薬を髪の芯まで入れる必要があるため一度キューティクルを開かなければいけません。
そのため髪には大きな負担をかけます。ですからカラー・パーマの後のケアが大切です。
カラー・パーマの後のケアにおすすめな『oggiotto』の記事を前に書いたので、こちらもご覧ください。
③紫外線対策をする
紫外線を浴びる事により脂質を失ってしまいキューティクルの結び付きが悪くなり浮かびやすくなる為少しの摩擦でも枝毛ができてしまいます。
なので出かける際には帽子をかぶったり日傘をさすなどの対策をしたり、紫外線を防ぐ効果のあるオイルやスタイリング剤を使うと効果的です。
④規則正しい生活を送る
ストレス、睡眠不足、栄養不足などはもちろん体に悪影響を及ぼします。髪も例外ではありません。
規則正しい生活は髪にとっても非常に大切です。
⑤ブラッシング
ブラッシングは枝毛対策に効果的です。
しかし、ブラッシングによって生じる摩擦が枝毛の原因にもなってしまいます。
いきなりといたりはせず、手ぐしを通してからやさしくブラッシングしてください。
そしてブラッシングは必ず乾いた髪に行ってください。
また静電気を起こしにくいアイテムを使うことも大切です。
枝毛が出来てしまったらどうすればいいの?
枝毛を治す事は出来ませんが髪の毛を綺麗に見せる方法へあります。
トリートメントなどで保湿する
トリートメントやオイル、ミルク、ミストなどでしっかり栄養を入れてあげ保湿する事が大事になってきます。
一度出来てしまった枝毛は戻りませんがトリートメントや、アウトバスで綺麗に見せる事は可能です。
枝毛部分をカットする。
枝毛が出来ている所はダメージが枝毛部分より少し上の方まで進んでいる為、枝毛より少し上からカットする事をお勧めします。
さいごに
繰り返しになりますが、枝毛は一度なってしまってからでは治せません。対策をきちんとし、ケアすることで枝毛を『防ぐ』ことが大切だと私は思います!
栄養を入れ、カットする事で綺麗な髪を伸ばす為にもカラー、パーマなどのダメージで枝毛を作らない為にも定期的に美容室に行きしっかりとしたカウンセリングや、ケアを受ける事で枝毛からさよならできます!