皆さん!お腹の中にいた時の記憶は覚えていますか?
私達はママのお腹で成長して生まれてきました!ママは赤ちゃんの為に栄養ある食生活をし規則正しい生活を送ります。
妊娠とは、お腹の中で10ヵ月間成長して、赤ちゃんのタイミングで出産を迎えること。
妊娠初期から妊娠中期、妊娠後期を迎え、この10ヵ月間で、ママの体調は著しく変化します。
妊娠してから出産するまで大きく4つにわけることができます。
- 妊娠初期
- 妊娠中期
- 妊娠後期
- 産後
時期によって体調の変化も変われば、悩みも変わります。赤ちゃんを守る為、ママは小さな事でも神経質になりやすいです。
例えば、食べ物や飲み物に含まれるカフェインや、妊娠中の肌荒れ、抜け毛が増える、など人それぞれ悩みがあります。
そこで今回は妊娠初期におこる体調の変化ついてお話しさせて頂きます。
目次
妊娠の知識
妊娠初期(4週〜7週)(1ヵ月〜4ヵ月)
- 月経の遅れや体調の変化で妊娠に気づく頃
- 体調の変化で気持ちが落ち込む事がある
- 初期はお腹の見た目の大きさに変化はなくつわりの症状が出てくる
私の場合は、妊娠6週からつわりが始まり、8週になるとつわりのピークがありました。
家事もお休みをしたりと体と相談しながらの生活になります。体調の良い時は、気分転換に外へ散歩をしたりと自分なりのストレスを溜めない方法を探してみました。
妊娠中はストレスをため込まない事!!
初めての妊娠でわからない事不安な事もありますが、友人や家族に相談したり聞いてもらい周りの方に甘える事も大切だと感じました。
妊娠中期(16週〜27週)(5ヵ月〜7ヵ月)
- いわゆる安定期で胎盤が出来上がる時期
- つわりが落ちついてくる
- お腹が目立ち始め、個人差はありますが20週ぐらいで胎動がわかるママもいる
妊娠中期は妊婦らしい体に変化していきます。お腹も目立ち始めるので、体にも負担がかかります。
安定期といってもあまり無理をしてはいけません。
お腹が張る場合は横になり体を休めたり、かかりつけの医師に相談しましょう。
妊娠後期(28週〜31週)(8ヵ月〜10ヵ月)
- 出産に向けてお腹はますます大きくなり、お腹の張りも出てくる
- 大きくなった子宮に押されて、胃がムカムカしたりむくみ、頻尿を感じる時期
妊娠後期は、大きなお腹で外に出歩くのも大変です。
お腹を支えるために腰に負担をかけてしまいがちです。
赤ちゃんの動きも大きくなり、夜になると寝つきが悪いなどと後期になるとますます悩みも増えてきます。
妊娠をするには排卵日が重要
排卵日を知る事で妊娠しやすい時期がわかります。生理周期によっても、人それぞれ排卵日は違います。
排卵日
- 卵胞から卵子が放出される
- 月に一度だけ排卵が起こる
- 最も妊娠しやすい日
女性には月経周期(生理周期)があり、通常生理周期は28〜30日である事が多いです。
その場合、生理初日から14〜15日頃に排卵が起こると考えられます。
※生理周期が不規則な方は、排卵日も一定ではない事が多いので予想が難しいです。
受精
排卵した卵子は精子と出会うために卵管へ移動し、卵子と精子がタイミングよく出会い、合体する事を受精といいます。
着床(妊娠の成立)
卵子と精子が受精して生まれた受精卵は、卵管の中を通り、1週間かけて細胞分裂を繰り返しながら子宮へと移動し、子宮に到着した受精卵が子宮内膜にもぐりこみママの血管から栄養を吸収する。
これを着床といいます。
着床すると初めて妊娠が成立します。
妊娠の予兆はあるの?
もしかすると、妊娠したかも!と思ったら、まず自分の体の事を知る事が大事です。
妊娠すると、なにかしらのサインが表れてくるでしょう。
- 生理が止まる
- つわりの症状が出てくる
- 基礎体温の高温期が続く
- 体がだるい
- 眠気がする
- 食べ物の好みが変わる
妊娠するとママの体はどう変化するのか(妊娠初期)
体温が上がる
体が熱っぽくなり、風邪を引いたかのようになる。
つわりが出てくる
吐きつわり
つわりの症状は吐き気、嘔吐、食欲不振がある。個人差がありますが、早い人で妊娠5〜6週頃に始まります。
8〜10週がピークを迎えるのが一般的です。16週(5ヵ月)の初めまでには自然に症状がなくなる事が多いです。
食べつわり
吐きつわりとは逆に、食べていないと吐いてしまう。空腹になると吐き気がする。
眠気
妊娠初期に眠気を感じる人は少なくありません。
プロゲステロンというホルモンの増加で眠気を生じ、頭痛、体のダルさ、むくみもこのホルモンの原因です。
眠気もつわりの一種と考えられます。
トイレが近くなる
妊娠をする事で血流が増え、腎臓の働きが活発になることで尿量が増え、尿が排出されやすくなります。
赤ちゃんが成長すると子宮が大きくなるので膀胱が圧迫されトイレが近くなる原因です。
食欲、味覚の変化
食欲
つわりの症状で食欲が変化するママが多くいます。
嘔吐や吐き気で、食欲がなくなる人もいれば、空腹になると気持ち悪くなる人もいます。
大好物だった食べ物もつわりの時期に急に食べれなくなる人もいます。
妊娠中はつわりで食生活が乱れやすくなる為、バランスの良い食生活を心がけましょう。
味覚
ホルモンバランスの変化により、神経や味覚を感じ取る機能が敏感になりやすい為、味覚が変わったと感じやすいです。
私は妊娠に気付いてから体に変化がありました。
風邪を引いたような体のダルさを感じ、その後胃がムカムカするような感覚があり、毎日船酔いのような感覚が続き、吐きつわりも3ヵ月間続きました。
なにか食べて赤ちゃんに栄養を届けないと!と気持ちも焦る日々でした。
今まで大好きだった食べ物も食べれなくなり、サツマイモやリンゴをつわりの時期は好んで食べていました。
味覚の変化があり自分でも驚くほどです。
妊娠初期はつわりで食生活が乱れやすくなるので自分に合ったバランスの良い食事を心がける事が大事です。
妊娠初期は安静にしなくてはいけない理由
妊娠初期は赤ちゃんが人へと形が変化する大事な時期であり、ママの体調も安定しない時期になります。
個人差がありますが、つわりの症状がある方などは体の事を第一に考え安静に過ごす事がいいでしょう。
妊娠初期に注意すべき事
- 体調が不安定な時期であり激しい運動は避ける
- タバコ、アルコール摂取は胎児に悪影響を与える恐れがある
- 食中毒を避ける為、生魚、生肉などの生ものはしっかり熱を通す
- 体が冷える飲み物は下痢の原因になり血流や代謝の悪化が起こる
- 体内に蓄積されやすいカフェインは控える
- 普段のように風邪薬を飲む事ができないので風邪やインフルエンザにかからないように心掛ける
- 転倒のリスクがある為ヒールなどの歩きにくい靴は避けた方が良い
- 一番の大敵はストレス。夫婦で協力して楽しい妊娠生活を送ることが大切
- 体重の増加に注意。妊娠中は運動や過度な食事制限ができない為、体重が増え過ぎても落とす事が難しい
妊娠初期の赤ちゃんの様子
4週間目までは、子宮の中に変化はなく5週に入ると心臓や消化器などの重要な器官が形成され始めます。
8週頃には、超音波検査では心臓の音が確認できるようになり、頭や胴体の区別がつきます。
11週頃には手足なども形成され人らしい体に急激に成長します。15週で体の部位がほぼ出来上がります。
まとめ
妊娠中は時期によって悩みも体調の変化も違います。
赤ちゃんが無事に生まれてくれるまで、ママはいろんな事に気をつけなければなりません。
あまり無理せず、体を休める事も大事です。
赤ちゃんとママの体の事を一番に考えて生活する事が一番ですね。