みなさん、肌の老化年齢をご存知ですか??
『まだ20代だから大丈夫!!」』と思っていたら大間違い!!
実は肌の老化は25歳から始まっています!
もっと言えば20歳から意識してほしいくらいです!
毎日誰しもが体を洗ったり洗顔だったりメイクをしたり、太陽の下で日光を浴びたりと、、、何気なくしていませんか?
生活環境や加齢による老化は避けられなくても、肌の基礎知識を知るだけで、うるおいやハリのある、みずみずしい肌を手に入れることができます!
老けさせない若々しい肌つくりのために肌の構造をしっかり理解して毎日のケアに役立てていきましょう!
目次
美しい肌の条件
誰もが憧れる美しい肌とはどのような肌なのでしょうか??
多く挙げられる例としては、ニキビや吹き出物がない肌や、シミ・シワがない赤ちゃんのうような水分のあるモチモチした肌などがあります。
美肌の条件として『う・な・は・だ・け』と覚えておくとよいでしょう!
う・な・は・だ・け とは??
潤い・なめらか・ハリ・弾力・血色のことを言います。
潤い
角質層の水分量や油分のバランスを一定に保ち、みずみずしく潤っている肌。
なめらか
つるんとしていて、キメが細かくゆで卵のような肌。
ハリ
ターンオーバーがスムーズに行われていて、乾燥せずに『パンッ!』とはっている肌。
弾力
弾力のあるゴムのような線維(エラスチン)が豊富で、もちもちしている肌。
血色
血色がよく、クマやくすみが無い透きとおった肌。
この5つの条件をクリアするためには、外部からの保湿ケアや、内部からの栄養補給などが大事なのでそれらを意識しながら、次はお肌の構造を見ていきましょう!
肌の仕組みと構造
人間の皮膚は表面から見て、表皮・真皮・皮下組織の3つの層からできています。
皮膚は外部からのさまざまな刺激や衝撃から体を守ってくれています。
- 水分の維持
- 体温調節
- 紫外線などの刺激を緩和
- ウイルスなどの侵入を防ぎ身体を守る
など、さまざまな働きがあります。
表皮とは
肌の潤いを保ち、外部のさまざまな刺激から肌内部を保護してくれます。
また新しい細胞やメラニンの合成もし、厚さ0.2mmのとても薄い膜でできています。
- 角質層(かくしつそう)
- 顆粒層(かりゅうそう)
- 有棘層(ゆうきょくそう)
- 基底層(きていそう)
これらの4つの層が積み重なったのが表皮です。
基底層で新しい細胞(基底細胞)が生まれ、有棘層→顆粒層→角質層の順番で上へ上へとあがっていき、最後にはアカとなって剥がれていきます。
この皮膚が生まれ変わることをターンオーバー(新陳代謝)といいます。
※ターンオーバーが追いつかず、古い肌(古い角質)のままだとメラニンが過剰に作られて蓄積されるのでシミの原因になります。
20代のお肌で表すとだいたい28日サイクルでターンオーバーが繰り返されるのですが、30代・40代と年齢を重ねるごとにターンオーバーされにくくなるので、ピーリングなどの古い角質を除去してくれるクレンジングなどを使用するのがオススメです。
角質層
表皮(皮膚の表面)の最終地点で、バリア機能や保湿機能が優れているので紫外線や細菌などの侵入を防ぎ、体内の水分が逃げないように維持してくれています。
顆粒層
紫外線を反射させて肌の深部への侵入を防いでくれます。
有棘層
リンパ液で満たされていて、栄養運搬の役割をしている。
基底層
表皮の1番下でメラノサイトという細胞があり、メラノサイトはメラニンを合成し運搬する役割があるが、強い紫外線にあたるとシミになる。
表皮が劣化すると、下記の症状が現れます。
- ニキビ・吹き出物ができる
- 肌のターンオーバーが不安定
- 保湿機能が衰える
真皮とは
ハリや弾力を維持して肌の若さを保つ為に必要な箇所で、コラーゲン(ハリ)やエラスチン(弾力)、ヒアルロン酸(潤い)などを多く含んでいます。
コラーゲン
肌のうるおいを保ち、肌の再生に役立つ。
真皮のうち70%はコラーゲンですが、20代後半から作られなくなり、どんどん減少していく。
肌だけでなく、髪・爪・骨などにもとても大事な役割を担っている。
エラスチン
ゴムのようにはずんだ肌を作ってくれる、弾力性のあるタンパク質。
エラスチンはコラーゲンを結びつける役割があり、肌のうるおい・ハリには必要不可欠なもの。
コラーゲン同様、20代後半から作られなくなり、シワやたるみ、ほうれい線が目立つように感じる。
ヒアルロン酸
細胞と細胞の間の水分をたもち、みずみずし状態を保つ。
ヒアルロン酸は紫外線からもダメージを受けやすく、減少すると骨組みであるコラーゲンを守れず、水分が保たれなくなる。
線維芽細胞
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出してくれるもの。
古くなったら常に分解し新しい細胞を作り続ける重要な役割を担っている。
真皮が劣化すると、下記の症状が現れます
- シワやたるみが気になる肌になる
- コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減る
- 肌にハリや弾力がなくなる
皮下組織とは
皮下脂肪を多く含み、外部からの刺激や衝撃から守るクッションのような役割で、同時に体温調節をしたりエネルギーを蓄えてくれる。
皮下組織が劣化すると、下記の症状が現れます
- たるみの原因
- 目尻や頬が下がる
- ほうれい線が目立つようになる
若々しい肌の秘密
もうお気づきの方も多いとは思いますが若々しい肌の秘密は、【コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸】の3大要素です!!
シワやたるみの原因は、紫外線や乾燥、ストレス、その他にも不摂生やタバコなどが肌老化を進行させています。この3大要素をうまく活用することで若々しい肌を保つことができます。
三代要素の活用法
内部からのケア
コラーゲン・・・手羽先、牛すじ、豚足、ウナギ、フカヒレなど
エラスチン・・・手羽先、牛すじ、カツオなど
ヒアルロン酸・・・鶏手羽、豚足、ウナギ、山芋、オクラ、納豆など
食事から摂取することも可能ですが、毎日食べることは難しいと思うのでサプリなどで摂取することもオススメです!
外部からのケア
ピーリングジェルなどで古い角質を取り、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸を使用している化粧水や美容液などで補いましょう!
肌を老けさせない対策
紫外線対策
日焼け止めは必須!シミ・シワの主な原因は紫外線です。
曇りの日でも紫外線対策はしっかりしましょう!
栄養バランスのよい食生活
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などは年齢と共にだんだん作られなくなっていくので食事やサプリなど内側から補うこともオススメです。
肌に合わせた正しいスキンケア
乾燥肌やオイリー肌などさまざまなタイプの方がいるのでオススメはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が豊富な自分の肌にあった化粧水や乳液を選ぶことです。
タバコは控える
タバコはお肌の老化の天敵です!タバコを吸うと血管が縮んで血行が悪くなり、皮膚のくすみや乾燥する原因になります。
切ったリンゴが酸化して茶色くなるのと一緒で、タバコを吸うとお肌も酸化します。
十分な睡眠
睡眠が足りないと、皮膚のターンオーバーのサイクルが遅れる原因になります。
しっかり睡眠をとることで健康な肌が保たれます。
ストレスを溜め込まない
ストレスが原因で肌荒れが治りにくくなり、疲れた印象にもなるのでストレスを溜めず、発散する方法を見つけましょう!
まとめ
3大要素を意識しつつ肌のケアから紫外線対策や睡眠、食べ物など肌に悪影響なものを見直して、ぜひ今日から美肌を作る習慣をを取り入れてみてみてください。