妊娠をすると体調の変化により美容室へ行く頻度が減ります。
とくに、妊娠初期はつわりが辛くて外出できない人も少なくありません。
妊娠中はデリケートな身体の変化により生活スタイルも制限されてきます。
そんな中、気分を変えて美容室で髪をキレイにしてもらうことで、心もリフレッシュします。
今回のブログは妊娠中の美容室に行くときの注意点を紹介します。
目次
妊娠していることを美容師に伝えるべき?
お客様の中には、安定期に入る前に美容室に行く方は沢山います。
そんなとき美容師に妊娠をしていることを伝えるべきか?と悩む方いますが、伝えるべきです!!
なぜ伝えたほうがいいのかを私自身妊娠をしたときの経験を踏まえてお伝えします!
妊娠中の匂いつわり
妊娠中はつわりもあります。つわりには匂いつわり、食べつわり、吐きつわりがあります。
妊娠初期につわりが辛い場合、はやく施術を終わらせたい気持ちがあるでしょう。
施術を丁寧にかつはやく終わることもでき、なにより匂いつわりがある方は薬液(パーマ液)匂いにも反応してしまいます。
妊娠中の方には前もって薬剤によっては匂いもあるとお伝えできます。
私も妊娠初期はつわりが酷く、匂いに敏感になりました。
匂いから吐き気につながることがあるので、つわりの酷い方は落ち着いたときに美容室へ行くことをオススメします。
薬液も昔に比べ優しい匂いになりましたが、ちょっとした匂いにも反応してしまう方には、窓際の席に案内することも可能です。
妊娠中のデリケートな肌
妊娠中は肌も頭皮もデリケートな状態なので頭皮トラブルを減らすため、頭皮に付けない塗り方で丁寧に施術します。
美容師も妊娠中の方に合わせて対応してくれる
- イスにクッションを足してくれます
- 体調に変化がないか声かけもします
- 冬の時期は冷えないように膝掛けを用意します
- シャンプー中の体勢で苦しくなりそうと思う場合はすぐに美容師に伝えて下さい。
シャンプーの途中で手を止めることは珍しいことではないので、気にせず体調を優先して下さい
妊娠中に美容室へ行くときに気をつけるべきこと
美容室はカットとカラーで約2時間ほど時間がかかります。決して短い時間とはいえません。
美容室にいるときの過ごし方、リラックスしてもらうためにも気をつけるべきことがあります
長時間同じ体勢をとるのは避けましょう
メニューによっては長時間かかるストレートパーマ、デジタルパーマなどがあります。
2時間半〜3時間以上かかるメニューもあるので、長時間イスに座ることになります。
妊娠中は同じ体勢だと、お腹が張りやすい場合があるので注意が必要。
シャンプー台でも辛い体勢があればなんなりと美容師に伝えてください
薬剤による匂い
妊娠中は薬剤によっては匂いが強いと感じます。
パーマ液、ストレート液など匂いつわりの方はつわりが落ちついてから美容室へ行くことをオススメします。
妊娠前には感じなかった匂いが敏感になりますので、担当者と相談するとよいでしょう。
カラー剤パーマ剤によるかぶれに注意
敏感になりやすい肌や頭皮。頭皮のコンディションが変化して、フケや抜け毛が増えることもあります。
ホルモンの変化によりトラブルが起こりやすいので、美容師としっかりカウンセリングをしながら、現在の頭皮の状態を伝えるのもいいでしょう!
カラー剤を塗る前に頭皮ケアのトリートメントをつけ、頭皮に薬剤が付かないように塗ります。
母子手帳と保険証を持ち歩く
いくら近場の美容室だとしても外出する際は必ず母子手帳と保険証を持ち歩くようにする。
急に病院へ行かなければならない場合のことも考えましょう。
妊娠中に美容室にいくタイミングは?
美容室に行くタイミングは体調が安定している日がよいでしょう!
お腹の張りもなく、つわりも落ちついた時期がよいでしょう。
施術中急な体調の変化があった場合はすぐに美容師に伝えて下さい。
妊娠中でもヘアカラーしても大丈夫?
妊娠中はデリケートな身体のため、カラーをしてもいいのか?気にする方が多いです。
妊娠中のカラーは頭皮の状態や体調がよかったらカラーをしても大丈夫です。
私は妊娠中頭皮も乾燥していたためカラーをしばらく我慢しましたが、頭皮の状態もいい時期にカラーをすることができ、久しぶりにカラーができたことに嬉しい気持ちになりました。
妊娠中もオシャレをして可愛い髪型にしたいですね!
ホルモンバランスにより頭皮が痛みやすい
妊娠中ホルモンのバランスが変化することもあるので今までカラーで頭皮が痛まなかった方も少し刺激を感じやすいです。
妊娠中は、肌や頭皮も乾燥します。カラーをする際は担当のスタイリストの方と相談しましょう!
妊娠中の女性は少しのことでも気になることがあると思います。
頭皮にカラー剤が付くのを気にされる方も多いです。
カラー剤を頭皮に付かないように塗る(ゼロテク)という塗り方があります。
頭皮用のトリートメントをつけて、ゼロテクで塗ることで頭皮の負担も減ります。
多少シャンプーをする際にカラー剤が頭皮についてはしまいますが、負担は減ります。
カラー剤の匂いも昔に比べて優しくなりましたが、妊娠中は神経質になりやすいので、気になることは美容師とカウンセリングで相談して不安を取り除きましょう!
胎児への影響は?
きっと妊娠中の方なら少しは気になったことがあるはず。
妊娠中のヘアカラーは基本的に胎児へ悪影響にならないという見解がほとんど。
カラー剤が頭皮に浸透して胎児に悪影響を与えるかも….。これは今のところ医学的に根拠がないです。
ヘアカラーは化粧品に分類され、頭皮から体内に吸収されることはほとんど考えられないです。
しかし、妊婦さん1人1人状況や体調は異なるので、美容室に行く前に担当の産婦人科医に相談するとともに、美容師にも妊娠中であることを伝えておきましょう。
市販のカラー剤は刺激が強いため、頭皮がかぶれたり発疹の症状がでる可能性もあるため、妊娠中は美容師に任せるのが安心です。
ですが、注意してほしいのがジアミンアレルギーがある方。カラー剤に含まれる成分で重症化すると呼吸困難や蕁麻疹を引き起こす可能性があり注意が必要。
髪を染色する上で、広くヘアカラー剤に使用されているものが「酸化染料」と呼ばれる化学成分です。
その「酸化染料」が原因となって起こるアレルギー性接触皮膚炎のことを美容業界では『ジアミンアレルギー』と呼んでいます。
ジアミンアレルギーがある方は美容師に相談しましょう。
妊娠中にオススメのカラー
妊娠中は美容室に行く頻度が減ります。
出産すると赤ちゃんのお世話でしばらく美容室へ行けないのでカラーが伸びて気になります。
オススメのカラーは、根本が伸びてもわかりにくいように地毛に合わせて髪色を暗めにするといいでしょう!
ハイライトを入れると暗めでも動きがあり、根本が伸びてきても馴染みやすいです。
まとめ
妊娠中はホルモンバランスで体調に変化があります。
妊娠中は神経質になりやすいので、美容室へ行ってもいいのかな?と悩む方も沢山います。
自分の体調と相談しながら、そして担当する美容師に相談しながら、美容室で少しでもリラックスできるようにしましょう。
体調がすぐれないときは、無理をせず医師に相談し体調が良いときに美容室へ行くことをオススメします。