人それぞれ髪質が違うようにダメージにも種類があります。
受けるダメージによってその髪がどのような悩みを引き起こすのか…それを把握して今の悩みを根本から無くしましょう!!
目次
今の髪の悩みはなんですか?
美容師をしているとお客様のほとんどが様々な悩みを持ってご来店されます。
美容室でその悩みを解消していくのはもちろんなのですが、美容室に毎日通うわけにもいかないですよね。
ご家庭でのケアはどうすれば良いのか。自分の悩みがどれなのかを考えて対処しましょう!
パサつく髪が嫌な人
美容室でもお家でもトリートメントしているのに毛先がパサつく、艶が出ない、などなど…
パサパサしていると髪の元気が無く見えるだけで無く、疲れている印象、汚い印象を持たれてしまいます。
広がる髪が嫌な人
うねりを伴って広がる髪や毛先だけ広がる髪など様々な悩みがあると思いますが、
毛先だけ広がる髪はダメージによるものです。
広がった髪は収まりが悪く、ヘアスタイルを台無しにします。
引っかかる髪が嫌な人
ブラッシングやコーミングをしていると毛先で引っかかり、引っ張られて痛い。
またはぶちぶちと音がして髪が切れていたりしているなどの悩みがある方。
髪を伸ばしている方が髪が引っかかり、切れていると思うと嫌ですね。
なぜそうなった?ダメージの理由を探りましょう。
前述の悩みを解消するためには理由を知りましょう。
自分の悩みはどのダメージによるものなのか。そもそもダメージに種類があるのを知らなかった人もこれを見てダメージを防ぎましょう。
生活によるダメージ
美容室でカラーやパーマをしない人でも髪にダメージはかかります。
ではどんなダメージがあるか、またどのダメージがひどいのかをお伝えします。
①紫外線
普段生活していて、1番懸念されるダメージは紫外線です。
近年、オゾン層の破壊により特に紫外線は強くなっています。
紫外線は波長によってUVA.UVB.UVCと異なりますが、今まで地表に届かなかったUVB.UVCが人体に悪影響を及ぼされていると言われています。
髪の毛はその紫外線から身体を守るために生えていて、その為にメラニン色素が存在します。
なので髪の毛は黒いのです。しかし、その髪が紫外線を吸収すると髪は傷みます。
紫外線は髪内部まで通過し内部から損傷します。
②摩擦
摩擦によるダメージは大半寝ている時に起こります。
特に髪を乾かさずに寝てしまうと湿っている状態で枕との摩擦によってすごく髪は傷みます。
タオルドライの時も擦りすぎると傷んだりすることも…
この時のダメージは髪表面のキューティクルが剥がれてしまいます。
③熱
ドライヤーでの熱量であれば髪はさほど傷みません。
ですが、アイロンやコテで140〜180℃の熱を当てたりすると髪は火傷状態になります。
髪が火傷をすると髪内部でタンパク変性が起きて表面に艶は出ても髪内部は硬くなりダメージを引き起こします。
化学的ダメージ(美容室でのダメージ)
美容室でのヘアカラーやパーマはヘアスタイルを良くする為で、ダメージが伴ってしまいます。
施術内容によりダメージが異なり、ダメージ部分が違うので自分の髪の悩みは何によって引き起こされているのかを知って対処しましょう。
①ブリーチ
ヘアカラーで抜け切らないメラニン色素(黒髪の理由であるユーメラニン)を脱色する色素を持たないヘアカラー剤。
髪内部のメラニン色素をしっかり破壊するため、髪表面、内部にすごくダメージを受けます。
②ストレートパーマ
髪内部の構成を変えつつ熱処理によるダメージもあるため髪内部へのダメージがでかく、表面の艶が見えても内部は硬く、スカスカな状態になります。
④ヘアカラー
キューティクルを開き、元々あるメラニン色素をある程度削りながら色素を入れます。表面のダメージが多く白髪染めの場合は色素が入りすぎて髪が硬くなります。
ダメージの種類によってケア方法を変えましょう
前述までのダメージによって悩みも様々です。悩みによってケア方法を変えないと間違ったケアでは理想の髪になることはありません。
自分に合ったケア方法で常に艶があり綺麗な髪を保つようにしましょう。
生活によるダメージのケア方法
紫外線が多くの悩みを引き起こします。まず、UVカットのスプレーやオイルなどで髪を紫外線から守りましょう。
すでにダメージがある髪には紫外線によるダメージだと髪内部の深部からダメージを受けています。
1番芯になる部分(メデュラ)に作用するケアと表面(キューティクル)に作用するケアをしましょう。
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oggiottoミルクで髪の芯になる栄養を入れる
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oggiottoオイルでキューティクル保護する
美容室でのダメージのケア方法
美容室でのダメージの場合、ヘアカラーしかされない方、パーマもされる方と様々ですが、美容室で受けるダメージの大半がpH(ペーハ)値の変化によるダメージです。
元々弱酸性が髪の毛が綺麗で入れる等電点です。(pH4.5〜5.5)美容室から帰ると中性(pH7)ぐらいになります。いかに早く等電点に戻せるかが重要となります。
oggiottoセラム&マスクがおすすめです。
そもそも傷まないようにする為には?
ダメージのケアの1番大事なことは傷ませない事です。1度ダメージを受けてしまうと自発的に復活する事はありません。
前述のダメージを最小限にするためには、紫外線から髪を守るスプレーをふり、寝る前は必ず乾かして寝ること。
美容室での施術はブリーチ、ストレートパーマは栄養を入れながら施術してもらう事をオススメします。